公差とは? わかりやすく解説

こう‐さ【公差】

読み方:こうさ

等差数列において、隣り合う二項間の差。

度量衡器一定の標準と、その実物との差で、法律が有効と認め範囲

機械加工工作物の、許容される誤差最大寸法最小寸法との差。許し代(しろ)。

「公差」に似た言葉

公差

英語 tolerance

生産工程中において、その工程で許すことのできる最大許容寸法最小許容寸法との差を公差という。公差には寸法公差形状公差がある。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

公差

数列で、初項つぎつぎと加えられる一定の数のことをいう。


公差

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/21 00:43 UTC 版)

公差(こうさ、tolerance)とは、機械工学に代表される工学において許容される差のこと。




「公差」の続きの解説一覧

公差

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 08:39 UTC 版)

貨幣大試験」の記事における「公差」の解説

製造貨幣量目および品位の厳密性を期すとはいえ工業製品である以上、誤差つき物である。そこで公差(こうさ)と称して定められ範囲内での誤差許容される。例として明治初期金貨および銀貨の公差を以下に示す。 旧金貨二十金貨十圓金貨五圓金貨二圓金貨一圓金貨規定品位(千分位900 900 900 900 900 品位公差(千分位2 2 2 2 2 規定量目ゲレーン)514.41 257.20 128.6 51.44 25.72 規定量目ガラム33、1/3 162/3 8、1/3 3、1/3 12/3 一枚量目公差(ゲレーン0.5 0.5 0.5 0.25 0.25 一枚量目公差(ミリガラム)32.40 32.40 32.40 16.20 16.20 千枚量目公差(ゲレーン72 48 36 24 12 千枚量目公差(ガラム)4.665 3.110 2.333 1.555 0.778 旧銀貨一圓銀貨五十銀貨二十銀貨十錢銀貨五錢銀貨規定品位(千分位900 800 800 800 800 品位公差(千分位2 2 2 2 2 規定量目ゲレーン)416 193 77.2 38.6 19.3 規定量目ガラム)26.9563 12.5 5 2.5 1.25 一枚量目公差(ゲレーン1.5 1.5 1 0.5 0.5 一枚量目公差(ミリガラム)97.20 97.20 64.80 32.40 32.40 千枚量目公差(ゲレーン96 72 48 24 24 千枚量目公差(ガラム)6.221 4.665 3.110 1.555 1.555 平成19年度千円記念銀貨五百円記念五百円百円五十円十円五円一円法定量目グラム)31.1 700 7,000 4,800 4,000 4,500 3,750 1,000 法定量目枚数1 100 1,000 1,000 1,000 1,000 1,000 1,000 公差(測定枚数当りグラム)0.42 4.2 13 16 21 15 16 7

※この「公差」の解説は、「貨幣大試験」の解説の一部です。
「公差」を含む「貨幣大試験」の記事については、「貨幣大試験」の概要を参照ください。

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