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全身小説家

原題:
製作国:日本
製作年:1994
配給:疾走プロダクションユーロスペース
スタッフ
監督:原一男 ハラカズオ
製作:小林佐智子 コバヤシサチコ
撮影:原一男 ハラカズオ

大津幸四郎 オオツコウシロウ
音楽:関口孝 セキグチタカシ
美術:木村威夫 キムラタケオ

竹内公一 タケウチコウイチ
編集:鍋島惇 ナベシマジュン
スクリプター:栗林豊彦 クリバヤシトヨヒコ

高橋昌 
助監督:小林明 コバヤシアキラ

福岡孝浩 フクオカ

真島洋一 

高根美博 
照明:吉山清二 ヨシヤマ
キャスト(役名
金久美子 キムクミジャ (母・たか子)
山本与志恵 ヤマモトヨシエ (祖母サカ
磯春陽  (崔鶴代
窪田匡哉 クボタ (光晴(少年時代))
杉山裕哉 スギヤマユウヤ (光晴(幼年時代))
解説
作家井上光晴の〈虚構現実〉を、彼が癌により死に至るまでの5年間を追い描いたドキュメンタリー。「ゆきゆきて、神軍」(87)の原一男監督作品。「地の群れ」「虚構クレーン」などで知られる戦後派作家井上光晴は、昭和52年佐世保文学伝習所を開いた。以後全国13ケ所に広がったその伝習所を中心に、彼は各地方で体当たり文学活動実践してきた。映画はその伝習所に集った生徒たちとの交流や、そして特に伝習所の女性たちが語るエピソード文壇数少ない交友を持った埴谷雄高瀬戸内寂聴らの証言通して井上光晴文学活動、〈生〉そのもの捉えていく。撮影準備直後井上S字結腸癌が発生し、いったん手術成功するもののやがて肝臓転移していく。カメラは彼がその癌と戦う姿も生々しく撮り続けるが、平成4年5月、遂に井上光晴は死を迎える。映画はさらにその井上自身発言作品通して語られた彼の履歴原体験詐称されていたということ、つまり、文学的虚構であったという事実を、親族関係者への取材通してスリリング明らかにしていく。そしてその虚構風景を、映画モノクロームのイメージシーンによって再現する。フィクション映像ドキュメンタリー中に取り入れることによって、まさに〈虚構現実〉を生き文学者全体像に迫ろうとした、渾身の作品となった。94年キネマ旬報日本映画ベストテン第1位、同読者選出日本映画ベストテン第4位。
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください




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