全球団勝利
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全球団勝利(ぜんきゅうだんしょうり)とはプロ野球の公式戦で投手が組織に所属する全ての球団から勝利を挙げることである。
注釈
- ^ 1978年8月25日の日本ハム戦で、同点の状況で登板、9回表にリードをもらい、勝利投手の権利を得たが、その裏に逆転負けを喫し、そのままシーズンを終えた。翌1979年から引退まで日本ハムとの対戦がない広島東洋カープに在籍した。
- ^ 江夏は日本プロ野球史上初の「全球団からセーブ」を達成。宇佐美徹也『プロ野球記録大鑑』(講談社、1993年、ISBN 4-06-206108-2) p.805
- ^ オリックス・ブルーウェーブ在籍時代に近鉄戦に登板しているが勝利はしていない。
- ^ 2001年の日本シリーズで近鉄相手に登板しているが勝利はしていない。
- ^ 2001年の日本シリーズで近鉄から勝利を挙げている。
- ^ ポストシーズンを含めれば、2013年の日本シリーズで巨人から2勝挙げている[8]。
- ^ 大阪近鉄最終年の2004年以前にプロ入りし、2023年現在現役の投手は和田・石川雅規の2名となったが、石川は2004年まで公式戦ではセ・リーグ球団としか対戦しておらず、近鉄からの勝利を挙げる機会がなかった。
出典
- ^ 今年も“苦労人”の記録正当に評価したい - 番記者わがままトーク(スポーツニッポン)
- ^ “意外と奥が深い「全球団勝利」”. ベースボールキング (2017年1月6日). 2018年9月3日閲覧。
- ^ a b “【阪神】オリックスとの関西ダービー第2ラウンドを制し1勝1敗 西勇輝が12球団勝利達成”. 日刊スポーツ. (2023年6月14日) 2023年6月14日閲覧。
- ^ a b 達成者は「江夏豊」ともうひとりだけ… 「全球団に勝利」「全球団に敗戦」した投手 - デイリー新潮(2020年8月8日)
- ^ 涌井 史上13人目全球団勝利 単独リーグ所属では初スポーツニッポン2014年4月15日配信
- ^ “楽天・岸が全12球団から勝利 広島戦7回無失点で史上19人目の快記録、16年目で達成”. Full-Count (2022年6月9日). 2022年6月9日閲覧。
- ^ この節の出典は特記無い場合、パ・リーグ公式サイトのBLUE BOOK(2015年版)とする。
- ^ a b “残すはセ・リーグ球団のみ。交流戦で12球団勝利が期待されるパ・リーグの投手たち”. パ・リーグインサイト (2021年5月25日). 2022年6月9日閲覧。
- ^ “中日・松葉 史上20人目の全球団勝利は持ち越し 古巣を5回零封「緊張したが、持ち味は出せた」”. スポーツニッポン. (2023年6月4日) 2023年6月14日閲覧。
- ^ “阪神・大竹 全球団勝利へ、残るは古巣ソフトBだけ「強火をかけ続けられるように」 6月交流戦も燃える”. スポーツニッポン. (2023年5月28日) 2023年6月14日閲覧。
- ^ 『週刊ベースボール』2018年7月16日号「週間記録室」
- ^ “オリックス増井「全12球団から勝利・ホールド・セーブ」は来年以降に”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2021年5月30日) 2023年2月13日閲覧。
- ^ 黒田 日本選手初の30球団勝利ならず…「ホームランが痛かった」スポーツニッポン2014年8月6日配信
- ^ Haren 13th pitcher to beat all 30 MLB teams
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「全球団勝利」の続きの解説一覧
- 1 全球団勝利とは
- 2 全球団勝利の概要
- 3 関連項目
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