全国高校野球選手権大会中継とは?

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全国高校野球選手権大会中継

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/27 07:03 UTC 版)

(ねったまくん から転送)

全国高校野球選手権大会中継(ぜんこくこうこうやきゅうせんしゅけんたいかいちゅうけい)は、朝日放送(ABC)の制作で放送される「全国高等学校野球選手権大会」の中継番組タイトルである。正式には頭に「第○○回」が付く。いわゆる夏の甲子園の中継である。


目次

概要

番組は、地上波テレビ、AMラジオBSデジタルの3つのメディアによる同時中継、およびCSデジタルによる録画放送により実施されている。

地上波テレビとAMラジオでの中継は、朝日放送開局当初から放送されており、半世紀にわたり続けられている伝統的な番組である。スタートしたのはラジオが1952年の第34回大会、テレビが1957年の第39回大会から。

試合終了後の通路での勝利インタビューは、ABCでは選手に対して行っている。勝利監督へのインタビューはNHKが行っているが、準決勝終了後のみ両局とも選手・監督それぞれにインタビューを行う。決勝終了後は監督と選手数名が、グラウンド上のお立ち台に上ってインタビューを受け、その音声は場内にも流される。

テレビ中継

近畿広域圏のABCでは、OTV当時の1957年がスポンサーのつかない時間に放送できなかったものの、翌年以降は全試合をほぼ完全中継放送している。記念大会で西宮との2球場開催になった1958年、1963年は、甲子園メイン、西宮サブでの二元中継を行った。NHKは甲子園のみ全国中継し、西宮はローカル中継だった。

期間中の通常番組の対応

期間中はテレビ朝日発全国放送レギュラー番組は軒並み休止か、時間短縮など大きな影響を受ける。しかし以下に挙げる措置が取られるのは、ABCテレビがサービスエリアとする近畿広域圏のみであり、他のANN系列局[1]では、決勝戦を除いて地元代表校の試合でなければ中継はなく、その他の時間は本来の全国ネットの番組を放送する。

ABCでは地上波での完全中継ができないことや日中の時間帯の全国ネット番組がほとんど放送されない事態になるために、関西圏において「高校野球は(完全中継できる)NHKだけで十分」「春(選抜)のMBSのようにABCは高校野球の中継から撤退(または縮小)すべき」という意見もある。[2][要出典]

平日朝のネットワークセールス番組

平日8:00 - 9:55に放送する『スーパーモーニング』→『モーニングバード!』(いずれもテレ朝発)は、4試合日および第1試合の開始時間が8時台になった日は休止して番組返上、3試合日は9:30まで放送して飛び降りるMBSで放送されていた『モーニングショー』がネットチェンジによりABCに移動した直後も現在とほぼ同様だったが、1985年(昭和60年)から『スパモニ』初期の1994年(平成6年)までは、8:20~9:30が独立局でのリレー放送になっていた(後述)。

また1994年以前はその前の『おはよう朝日です』(ABCローカル)も放送時間(当時は7:15(後に7:00) - 8:30)を短縮していた。

朝だ!生です旅サラダ

ABC制作全国ネット番組のうち、土曜の『朝だ!生です旅サラダ』は、第1試合出場校の地元局を除くANNフルネット21局(放送を見送る局があると最大23局)と系列外の3局向けにABCから裏送りする。ただし通常の放送で生放送を行っているという性質上、ABCでは振り替え放送もできず、発局が自らネットワークセールス番組を返上するという極めて異例の形態が取られる[3]。このため『旅サラダ』は高校野球期間中の放送分に限って大会初日よりも前に収録を行い、スタッフおよび出演者は大会期間中を夏休みとする慣行がある。

日曜午前中のネットワークセールス番組

日曜日朝のABC発ネットワークセールス番組『ニチアサキッズタイム第4部・プリキュアシリーズ』は、3試合日であれば通常通りだが、4試合日は開始時間に関係なく休止となり、テレ朝発の『キッズタイム第3部・平成仮面ライダーシリーズ』と併せて大会終了後の平日午前中『子供アニメ大会』の枠で振り替え放送。第1試合出場校の地元局では試合終了後に各局の判断で振り替えられる。この場合もスポンサードネットは有効とされる。

後続の『題名のない音楽会』(テレ朝発)は、4試合日であれば休止して番組返上。この場合でもBS朝日で6日後の土曜日に遅れ放送があり近畿圏での視聴はできる。3試合開催日は第1試合が8時開始となった2011年を除き、原則として通常通り放送される。

関ジャニ∞MAP』→『ヒットの泉』と続く9時30分枠(ABC発)は、3試合日、4試合日に関係なく期間中は休止し、大会終了後『子供アニメ大会』か土曜日の再放送・単発番組枠で振り替えられる。ただし『キッズタイム』と違って振替放送は全編PTとなる場合がある。試合出場校の地元以外のANN系列各局へはABCから裏送りを行い通常通り放送する。

10時台から11時台の放送だった『サンデープロジェクト』→『サンデー・フロントライン』(テレ朝発。ただし『サンプロ』はテレ朝主管の共同制作)は、3試合日、4試合日とも休止して番組返上扱いとなるが、CSの朝日ニュースターで遅れネットされており近畿圏でもCS受信設備を持っている家庭では当日中に視聴できた。また、番組に出演した大物政治家の重要発言はその日の全試合終了後に設定される『ABCニュース』(後述)の中で報じられた。ただし、2009年(平成21年)8月23日は2日連続全試合中止順延の影響で準決勝が日曜日になりかつ、翌週に第45回衆議院議員総選挙を控えていたこともあって、『サンプロ』は当日深夜にABCテレビ地上波で時差ネット放送する例外措置となった。

2011年10月改編でスタートし現在放送中の『報道ステーション SUNDAY』ではCSでの放送がなくなったため、国政選挙直前などの理由でABCもしくはBS朝日が深夜に遅れ放送するか、マルチ編成で同時放送しない限り近畿圏での視聴が不可能になる。

平日昼間のネットワークセールス番組

昼の時間帯はネットワークセールス番組の放送が優先となるためABCでの放送が中断される。以前は単にこの時間の放送がないだけだったが、『熱闘甲子園』のスタートで中継放送が再び脚光を浴びた1985年以降は近畿圏の独立UHF局(サンテレビKBS京都テレビ和歌山奈良テレビびわ湖放送)での放送に切り替えるリレー方式で中継をしている[4]。そのため大会期間中でも3回戦まで『おしゃべりクッキング』(ABC発)『ワイド!スクランブル』『徹子の部屋』(テレ朝発)といった平日帯番組は通常通りに放送している。

ただし準々決勝、準決勝が平日に行われる場合、『おしゃべり』はABCから裏送り、『徹子の部屋』はABCのみ休止してどちらも後日振り替えとなる。『徹子』はBS朝日、朝日ニュースターで数日以内、『おしゃべり』もスカイ・A sports+で1週間後に遅れ放送があり、特に『徹子』では朝日ニュースターでの遅れ放送がABC地上波での振替放送よりも先になることが多い。

また11時台後半に東京から配信されるANNニュースは返上となり、第1試合終了後に5分ないしは10分程度の『ABCニュース』が挟まれる。

ABCがJNNに加盟していた1974年(昭和49年)以前は、話数の調整が必要な『ポーラテレビ小説』『愛の劇場』(TBS発)だけが当日の試合終了後または翌日の午前中に振り替えられ、『ベルトクイズQ&Q』など12時台の帯番組はABCのみ休止して返上となったこともある。

さらに決勝戦は準決勝までの試合を原則として放送しない局(テレ朝、メ~テレなど)を含むANN系列フルネット24局すべてに加えて系列外の6局にもネットワークセールスで放送するため、『おしゃべり』『徹子』は休止、『スクランブル』は放送時間短縮(しかもABCは途中飛び降り)を余儀なくされてしまう(後述)。

日曜昼間の自社制作番組

日曜日の昼間も3回戦までは平日と同様の扱いになり、自社製作3番組(『日曜笑劇場』『新婚さんいらっしゃい!』『パネルクイズ アタック25』)は通常通り放送される。

なおこの場合、サンテレビ、KBS京都、奈良テレビでは14時から『JRA競馬中継』(BS11発)があるが、ABCが『アタック』の後にニュースを入れた場合、その分短縮される[5]。2011年はABCが『アタック』終了後そのまま中継を再開したため、『JRA競馬中継』は通常通り放送されたが、2010年までは前身番組の『競馬中継.exe』→『KEIBAワンダーランド』が最も早いKBS京都で12時35分スタートだったため、リレー放送を行う場合、ABCニュースも考慮して14時10分スタートに短縮されていた[6][7]

準々決勝または準決勝とかち合った場合、ローカルセールス枠の『笑劇場』は休止して調整週とするが、雨天中止を想定して当年4月以降の放送分から選んだものを雨傘番組として事前に用意している[8]

ネットワークセールス番組の『新婚さん』『アタック』は『キッズタイム』や朝9時30分枠と同じ扱いになり、大会終了直後の土曜日に午後の再放送枠を使ってスポンサードネットで振り替え放送される。本来の放送時間中の試合に出場する学校の地元以外のANN系列局にはABCからの裏送りで通常通り放送。

平日夕方のニュース番組

午後は、平日であれば『徹子の部屋』の後14時から10分間『ABCニュース』を入れて中継を再開する。午後2時台に『ワイドショー・プラスα』があった時代は、西日本ブロックネットだったためABCから系列局に裏送りを行っていた。

夕方ワイド番組は大会開催期間中の放送を休止もしくは午後6時台のみに縮小[9]。4試合日の第4試合に近畿・徳島勢の試合がある時は、『スーパーJチャンネル』全国枠(ANNスーパーJチャンネル)も休止のうえ延長、平日は『ABC NEWSゆう』→『NEWSゆう+』→『キャスト』の中でも中継を挟むが、参加校数が増え試合開始時間が遅くなった1980年代以降は、放送時間内に収まらないことが多くなっている。『Jチャンネル』が休止された場合、昼のANNニュースから夜の『報道STATION』まで、テレ朝発のANN全国ニュースが放送されないことになる。

ちなみに1974年以前は、『ニュースコープ』(TBS発)がJNN排他協定により放送義務付けだったため、延長戦などで試合時間がずれ込んでも、18時30分で強制終了となっていた。第56回大会の準々決勝第4試合、東海大相模鹿児島実業ではNHKが18時55分まで放送し打ち切ったところ視聴者からの抗議が殺到し『7時のニュース』を挟んで中継再開、試合終了まで放送したのに対し、ABCは『ニュースコープ』の絡みで18時30分に終了せざるを得なかった。

ネットチェンジにより1975年から夕方のANN全国ニュースを返上できるようになったが、『たいむ6』『ニュース・ウェーブ』は現在と異なり18時台だけの放送だったため、18時までに全試合終了すれば通常通り、それ以降試合が長引けば必要に応じて高校野球中継を差し込みながら放送したり、現在とは逆に『たいむ6』が飛ばされたこともあった。それでも第61回大会3回戦、箕島星稜戦が18時30分で打ち切り[10]となってしまった。

なお、水曜日に4試合組まれる場合でその日の夜に阪神タイガース戦中継(『虎バン主義』)が設定された場合、サンテレビ(『プロ野球リレーナイター』)でのトップ&リレー放送が19時まで延長され、『Jチャンネル』が延長で全編休止された場合でも『キャスト』の全編休止は回避される。

平日午後の時間帯にテレ朝がANN報道特別番組を入れた場合でも、ABCは全試合終了まで続行して『キャスト』でフォローすることが多いが、過去には第4試合に近畿・徳島勢が出場していないかつどうしてもやむを得ないと判断したときに17時で打ち切ったことがある。

土曜日午後の再放送枠

土曜日は『旅サラダ』の終了後、『お昼のANNニュース』を除けば『Jチャンネル』までローカルセールス枠が続くため比較的余裕があるが、かつては土曜日午後にもブロックネットのワイド番組(『ワイドサタデー』→『わいわいサタデー』)があり、ABCから裏送りしていた。

現在は、土曜日に4試合行われる場合第3試合終了後に5分間のニュースが設定される。

阪神タイガースが8月に京セラドーム大阪でホームゲームを開催できるようになり、「死のロード」が解消された2000年代以降は、土曜日午後への振り替えがある19時以降のネットワークセールス番組にまで影響が及ぶようになった。ABCが独占放送権を持っている水曜日夜に京セラドームから阪神タイガースホームゲームの中継を行った場合、水曜日19時台と20時台の通常番組(いずれもテレ朝発)は原則当週の土曜日午後に振り替えられるが、振り替え予定日に高校野球が4試合組まれると、その番組はABCのみ休止、返上となる。

過去の例としては2009年(平成21年)8月12日にテレ朝で放送された『ナニコレ珍百景』が振替予定だった8月15日に高校野球と重なってしまい、返上されたことがある。

ふるさと応援実況

1995年(平成7年)以降、ANN系列各局(先に挙げた局を除く)では、地元代表校の試合を「ふるさと応援実況」として準決勝まで中継する。「ふるさと応援実況」のゲスト解説者と実況アナウンサーは、各局から派遣された。なお福井放送は引き続きABCの実況を放送している。過去には独立UHF局の群馬テレビ(2000年から2008年まで)、岐阜放送も行っていた。広島ホームテレビも2007年まで応援実況を実施していたが、2008年は再びABCからのネット受けとなり、2009年以降は放送無し。長野朝日放送、瀬戸内海放送、長崎文化放送、琉球朝日放送も2008年まで応援実況をしていたが、2009年以降はABCからのネット受けとなった(長崎文化放送は2011年の放送無し)。福島放送・鹿児島放送も2010年まで応援実況を実施していだが、2011年はABCのネット受けとなる。

なお、中継の映像は関西ローカルとBS朝日のものと異なり、応援実況用のカメラがバックネット裏の放送席付近と一塁側内野席にあり、その映像も織り交ぜて放送される(一部カメラ映像はABC版と共用。「SUNSUNリポート」の部分は差し替え)。

番組開始時点で一つ前の試合が続いている場合は、その試合で展開されている応援実況をネットするか、ABCの実況(アナウンサーによる飛び乗りの挨拶がある)もしくは試合が始まるまでスタジオに待機しているアナウンサーが予選や前回の戦いぶりを振り返る局もある。但し実況をネットした場合、CMゾーンは別カメラ映像に差し替えられ、その間は地方局向けに実況を続行するか、独自にCMを挿入する。

2009年のみ、前年まで応援実況を行っていた所もABCの実況をネットしていた。

決勝戦中継

また、決勝戦はANN系列24局に加え、福井放送(NNN/ANN系列)、山陰放送宮崎放送、テレビ高知、テレビ山梨(以上4局JNN系列)、富山テレビ放送(FNN系列)を加えた地上波全国30局ネットで放送、さらにBS朝日でも全国放送される。徳島県と佐賀県においては中継を行う地上波民間放送局はないが、隣接府県の放送局(徳島はABCテレビ・瀬戸内海放送、佐賀は九州朝日放送)を受信することで視聴できるようになっている。

但し、決勝戦が平日に当たった場合は、編成の関係上、本来のネットワークの番組を優先しなければならないため、福井放送は『DON!』→『ヒルナンデス!』(日本テレビ制作)終了後の13:55から(これにより読売テレビ発の『情報ライブ ミヤネ屋』が休止)、JNN加盟4局は『ひるおび!』(TBS制作)終了後の13:53から、富山テレビは『はじめて記念日』(フジテレビ制作)終了後の14:05からの飛び乗りとなる。

  • なお、JNN系は2004年(日曜)は全局でTBS発のアテネオリンピック中継により、2006年(本割、日曜)は宮崎放送、テレビ高知で15時飛び降りになってしまった。またJNN系4局については、2008年は14:30までTBS発の北京オリンピック中継を編成したため、テレビ高知では一切放送を行わず、残り3局は14:30からの飛び乗りを行った。
  • 2009年の対応については、8月9日・10日がそれぞれ第1試合途中、雨でノーゲームとなり、決勝戦が8月24日月曜日へずれ込んだ関係で福井放送では「おもいッきりDON!第2部」終了後の飛び乗り、山陰放送・宮崎放送・テレビ山梨は「ひるおび!」終了後の13:53飛び乗り、富山テレビは従来通りの14:05飛び乗り(当初の予定は土曜日に行なわれる関係で、全局試合開始から中継の予定だった)。テレビ高知は2年連続でネットを見送ったが、翌2010年は3年ぶりにネットしている。
  • 2011年(8月20日土曜日)は試合開始が午前9:30となったため、ABCは自社制作の全国ネット番組『朝だ!生です旅サラダ』を発局自ら飛び降り終了して9:00から放送。ABC以外のテレビ朝日系フルネット23局と福井放送はABCからの裏送りで9時台も通常放送するが、5分短縮して終了後の9:25から中継体制となる。BS朝日は9時台の通販番組を時間調整、JNN系列の山陰放送・テレビ高知・宮崎放送は「知っとこ!」(発局は毎日放送)が通常終了した後のいずれも9:25から飛び乗る。同じJNN系列のテレビ山梨は『知っとこ!』の後の番宣番組「ウッティタイム」も放送して9:30から、FNN系列の富山テレビは「にじいろジーン」(発局は関西テレビ)終了後の9:55から放送を開始。

また、決勝戦が引き分け再試合になった場合、再試合も同様に全国ネットで中継する(2006年)。なお1969年は一部の局のみが再試合を中継した。

開会式中継

開会式については、以下のような対応を取る。(同時刻に中継に入っているABCを除く)

  • 平日に行われる場合、原則として30分程度の独立番組(年によっては開幕試合も放送)として放送していた。1972年(昭和47年)以降は朝ワイドの『モーニングジャンボ奥さま8時半です』(ここまでJNN系)→『モーニングショー』→『スーパーモーニング』内で入場行進の模様を中心に放送していたが、2007年以降は行われていない。2001年以降山梨・富山・高知地区は決勝戦中継と異なる放送局にネットされることになるからと思われる。
  • 土曜日の場合、1975年(昭和50年)以降は『おはようワイド・土曜の朝に』→『朝だ!生です旅サラダ』内で、入場行進のみをネットしていたが、2004年・2005年・2008年以降は『旅サラダ』の放送時間を短縮し、独立番組として九州朝日放送を除くANN系列フルネット23局と福井放送の計24局ネットで開会式が全国放送されている(KBCは1997年(平成9年)から毎年8月第1土曜日にローカルの長時間特番『真夏のエコスペシャル・水と緑の物語』の放送を行っており、開会式と日程が重なれば同番組が最優先となるためネットできない。岩手朝日テレビは2008年が特番『8!tabe-TV・夏』 放送のため非ネットだった)。
  • 日曜日の場合、2006年は『題名のない音楽会』を休止し、KBCを含むANN系列フルネット24局向けに独立番組として開会式を放送。以前は1時間程度の独立番組や開幕試合とのセットで放送したこともある(そのため朝日放送制作日曜朝8時30分枠のアニメが1週削られていたことがあった。なお、日曜朝8時30分枠がかつてテレビ朝日制作枠だったときは後日時差送出の対応をとったこともある)。

テレビ朝日での事例

テレビ朝日では、1980年頃まで関東地方の代表校の試合を中心に午後のローカル枠で放送した他、テレビ神奈川と提携してABCに準じてリレー中継を実施した事もあった。その後は準決勝も一部中継(14,15時台=放送時間延長なし、但し1990年代前半までは延長をしていた)していたが、2005年を最後に取り止めている(2004年もアテネオリンピック中継により放送無し)。

また、1980年代前半頃にはANNニュースライナー内で1~2分程度の生中継を実施したこともあった。その名残で2008年までは昼のANNニュースは途中経過も詳細に伝えていた。夕方のニュース番組では、大会期間中全国放送枠の18時前後にABCのスタジオから結果を伝えていたが、その時も生中継を行う事があった。また、決勝戦が行われた日は優勝校の宿舎から中継が入り、インタビューを行っていた。

衛星放送の場合

1988年から2000年まではハイビジョン試験放送で中継をしていた。実況は独自のもので(地上波テレビ・ラジオ放送とは別の人物が担当)、解説者は開会式と準々決勝以降に登場した。試験放送のためCMを放送出来ず、イニングチェンジ中はスコアーボードと「Hi-Vision ABC」のロゴが映し出されていた。尚、ハイビジョン試験放送のソースを使用していたスカイ・Aでの生中継はCMが挿入されていた。ハイビジョン試験放送開始当初は一日の放送が高校野球中継しか編成されず、中継が終わると試験放送自体も放送終了していた。中継が早終了すると環境映像のフィラーを流していた。

BSデジタル放送では、BS朝日が本放送開始(2000年12月1日)の翌年・2001年から中継している(2001年は独自編成で一部カメラを地上波中継と共用。2002年から地上波と同時放送)。これにより、それまでは事実上「熱闘甲子園」や記録映像のためだけの実況となっていた18時台以降の実況中継も、BSを通じて視聴できるようになった。

地上デジタル放送開始後

2004年以降は、地上デジタル放送でもハイビジョン放送となった。当初はABCとテレビ朝日・メ〜テレの3局(ABCは全試合、テレビ朝日・メ〜テレは決勝戦のみ)で実施されたが、2007年に決勝戦は全てのネット局で実施されている。また、ハイビジョン放送開始と同時に連動データ放送・5.1chサラウンドステレオ放送もスタートしている。2009年からは決勝で、2011年は開会式でもリアルタイム字幕放送を実施(BS朝日では実施されない)。

決勝戦以外では、地上デジタル放送で2006年まで、アナログ放送同様に画角4:3の標準画質で放送していたが、2007年からは応援実況もハイビジョン化された(ただし、瀬戸内海放送の様に4:3SDで放送した局もある)。またハイビジョン放送開始に伴い、これまで回線の都合によりモノラルだった中継音声がステレオになったが、広島ホームテレビ等一部ネット局は受取側の都合かモノラル放送だった(2006年まで一部放送局ではモノラル音声にステレオ信号を付加して放送していた)。局によってはABCで制作している連動データ放送を応援実況で実施している。

地上波によるアナログ放送は2009年まで画角4:3、2010年は16:9レターボックスで放送。このため2010年以降はカウント等の表示テロップを16:9画面に合わせるように位置が変更された。2011年以降はアナログによる放送は無い(東日本大震災に伴うアナログ放送延長措置を行った岩手朝日テレビ・東日本放送・福島放送は2012年以降)。

放送メディア以外での映像配信

中継の映像は、甲子園球場内の喫煙所等に設けられたモニターでも流されるほか、近年はABCのウェブサイトでもネット配信(ライブストリーミング配信、5秒毎にテレビ映像の静止映像を更新する形の配信)が行われている。また、2007年まではNTT西日本フレッツユーザー向けコンテンツサイト「フレッツ・スクウェア」上でもテレビ映像の動画配信が行われていた。尚、ネット配信版は、権利上の関係からか、校歌斉唱部分は流されない。球場内放送版とネット配信版についてはCMがないため、地上波放送中のCMゾーンではワイプコマーシャルの背景のみが流され、地上波放送がない間のCMゾーンではフィラー的なカメラ映像(球場全景、夕暮れをバックにした照明塔、イニングが終わった後の選手の様子など)が流れている。

中継態勢

バックスクリーンからの中継カメラが導入された1978年から1994年までの間、テレビカメラは、午前10時まで画面左上に時刻表示をしていた影響から、1977年より導入したNHKのようにレフト側ではなく、ライト側に置かれていた[11]

第1試合の開始が8時30分になり、時刻表示の撤廃、およびスコア表示とカウント表示が画面右下に一体化された1995年以降は、メインカメラがNHKと同じ位置に移り、これ以降、この位置にはリプレイ映像で打球を追うために使うホームランカメラ用として1台配置されている[12]。なおOTV時代(センバツも含む)より、この位置にはカメラが設置されていたが、当時はレンズ(『キヤノン・2000ミリズーマー』)にズーム機能がない上に、モニターの感度も悪いため、もっぱらピッチャーやバッターのクローズアップのみの使用だった。これ以外にもABCでは、NHKに対抗してカメラの位置を工夫し、外野照明塔の上、ネット裏サブスコアボードの横(通称:巣箱)、ネット裏銀傘の先端(現在は無人化され、NHKやMBSも使用)に設置したこともある。またハンディカメラもいち早く導入したうえに台数も多数揃え、試合終了後の勝利選手インタビューや試合中のアルプススタンドの取材も積極的に行った。これが後記の「甲子園、みんなが主役」→「SUNSUNリポート」→「燃えろ!ねったまアルプス」へとつながってゆく。2011年は新たにバッター名をスコア表示の上に表記している(MBSではその数年前からスコア表示の下に表記している)。

得点時や試合終了時のスコアで表示される学校名は、NHK、MBSでは字数制限なし(各校で届け出たと思われる呼称を省略なしで表示)[13]なのに対しABCでは最大4文字までとされており(プレー中のスコア・カウント表示ではMBSと同様、最大3文字)、「駒大苫小牧」「中京大中京」「智弁和歌山」などが正確に表記されない。甲子園球場では2009年から得点側スコアボードの学校名が最大3文字から4文字へと拡大したが、その表記とも必ずしも一致していない。例外として、2008年は日大鶴ヶ丘(1回戦敗退)、2011年は山梨学院大付(大会2日目第4試合・1回戦敗退)、東大阪大柏原(大会3日目第4試合・1回戦勝利、2回戦敗退)が省略なしで表示されたが、その後に登場した学校は最大4文字表記に戻ってしまっている。

選手名は原則として新字体で表示されるためスコアボードの表記と異なる場合がある。

実況・リポーター

毎試合5回裏終了時、1塁側と3塁側のアルプススタンドから「燃えろ!ねったまアルプス」(2008年までは「SUNSUNリポート」)が行われ、ABCとテレビ朝日の新人アナウンサーがリポートを担当することになっている。基本的に5回裏終了時に実施するが、試合前にも行われることもある。2008年までの一時期は5回裏終了時のみだった。ABCとテレビ朝日両局の新人アナウンサーにとっての初めての大仕事とも言え、新人アナの登竜門になっている。1995年以後は、川北桃子徳永有美野村真季武内絵美石井希和佐分千恵村上祐子河野明子松尾由美子市川寛子といった歴代のテレビ朝日新人アナウンサーが自社番組より先にこの「SUNSUNリポート」「燃えろ!ねったまアルプス」でデビューを果たしたということもあった。

最近のリポーター(☆は当時の新人アナウンサー。所属局は当時)
※うち2008年~2010年の高橋と乾は、他のABC勢3名のスケジュールに応じての登場のようで、出番は少なかった。

また、最近はテレビ朝日及びABC新人アナウンサーに限らず、入社2-3年目のABC若手アナウンサーが担当することがある。これはABC新人アナウンサーの採用自体が元々少なめであることや、テレビ朝日側では年々新人のデビューが早まって来ているためである。例えば、2004年度のテレビ朝日新人アナウンサーだった堂真理子は『ミュージックステーション』を担当していたため、その年の大会期間中、常時関西滞在が出来なかった(ある週の金曜は午前中はSUNSUNリポート、夜は『Mステ』の仕事をこなした)。

尚、1980年代はこのアルプススタンドの応援レポートは、「甲子園、みんなが主役」というタイトルでANN系列局をはじめとしたネット局、近畿圏の独立UHF局(リレー中継開始以降)のアナウンサーが担当していた。ただし関東広域圏の担当は、このときからテレビ朝日の新人アナウンサーの担当(かつては和歌山以外の近畿広域圏もABCが一手に担当)であり、九州朝日放送(福岡、佐賀)、瀬戸内海放送(岡山、香川)のように二つの代表校を掛け持ちする例も多かった。1985年は準決勝放送後、これらのアナウンサーが一堂に会し各々の代表校の戦いぶりを振り返る企画もあった。この名残からか、現在も関東地方の代表校の担当はテレ朝側のアナウンサーに、近畿地方の代表校の担当はABC側のアナウンサーに優先的に割り当てられるが、関東勢同士、近畿勢同士の直接対決となる試合はこの限りではない。2009年度は、テレ朝側の新人4名のうち女性2名が入社後すぐ帯番組(宇賀なつみ報道ステーション』・加藤真輝子やじうまプラス』)へレギュラー出演となったため、当該アナウンサーは中継に参加できず、テレ朝側からのリポーターに人員不足が生じた(板倉と三上の男性2名が派遣された)ことや、前述のふるさと応援実況を実施する局の減少により、一部の代表校のみであるが、地元系列局アナウンサーがアルプスリポーターとして派遣されている(この制度は2010年度以降も継続している)。 一方で、2011年4月に入社したテレビ朝日の新人アナ青山愛も2011年8月15日より報道ステーションの天気予報(気象情報)に出ている。

2006年度の「SUNSUNリポート」は、基本的に高野純一高橋大作田中花子乾麻梨子(以上ABC)・中村昭治加藤泰平島本真衣(以上テレビ朝日)の7名で担当。乾はABCの新人で、加藤と島本はテレ朝の新人。この年は、ABCだけでなくテレビ朝日側も新人の人数が例年と比べて少なく、島本については競泳パンパシフィック選手権中継の担当と重なることから、島本は大会前半(2回戦まで)のみを担当し、後半(3回戦 - 準決勝)は、テレビ朝日入社2年目の中村が2年連続で担当することになった(加藤は全日程に渡って担当)。恐らくテレビ朝日側で「SUNSUN…」を2年連続で担当するのは初めてと思われる。しかしその中村も、決勝当日及びその翌日の再試合は、東京都国分寺市早稲田実業学校からの中継リポーターを担当したため、両日の「SUNSUNリポート」は、ABC側(駒大苫小牧担当)が高野・乾のコンビだったのに対し、テレビ朝日側(早稲田実業担当)は加藤の単独担当という寂しい布陣になってしまった。このほかシフトの関係からか、本来実況班である田野和彦が担当したこともあるほか、さらには喜多ゆかりも1度だけ担当した。

決勝戦は長年にわたり植草貞夫が実況を担当したが、昭和から平成に変わった1989年以降、決勝戦は中堅アナウンサーに後継を譲っており、当初は武周雄、その後は伊藤史隆清水次郎と受け継がれた。2009年のみ小縣裕介が担当した。

ラジオ中継

ABCラジオでは1952年に決勝戦を生中継して以来、1962年からは1回戦から完全生中継している。当初ABCでは定時番組を優先したため、放送しきれない分は京都放送(当時KHK、現在のKBS京都)やラジオ関西をはじめとする地方局へネットされ、実質完全生中継を実現していた。また決勝戦は全国ネットされていた。1963年は西宮との二元中継(状況にあわせて逐次切り替え。NHKは原則甲子園を全国中継、西宮はローカル中継。一部二元中継した日もあり。)を実施。この場合もABCで放送しきれない分を地方局へ裏送りした。1965年JRN/NRN発足後は、両ネットワークに配信する形をとっている。この場合も二重制作は行わずABC向けの実況放送がそのまま両ネットワークに配信されている。その為、沖縄県地方では2005年頃までJRN系列の琉球放送(RBC i-Radio)とNRN系列のラジオ沖縄(ROK)の2つの中波ラジオ局で、同じ内容の実況がサイマル放送で中継されていた(ただしコマーシャルは別内容。現在はRBC i-Radioのみの放送となり、編成上の都合で沖縄代表が出場しても中継しないこともある。なお地方大会の決勝は現在でもRBC i-RadioとROKの両局で中継している)。

2008年現在、KBS京都では丹後地方の学校が京都代表の時に試合を舞鶴・福知山放送支局のみで、滋賀代表の試合はKBS滋賀(滋賀放送支局)のみでネットし、京都本局は通常の番組を放送する(これは滋賀と京都北部がABCやMBSの聴取が難しい地域が含まれるからと思われる)。

関東地区では1963年よりニッポン放送が、1970年よりTBSラジオがネット受けを行い、これらの局は一時期両局で午後の番組を全て休止して中継放送を行っていた(この場合もサイマル放送)。1977年以降はTBSラジオのみ放送する事となるが、年々減少し、1999年以降放送は行われていない(春も放送していたが、プロ野球の開幕戦を優先することが多かった)。現在は茨城放送栃木放送が1回戦から地元校の試合を放送している。また、神奈川県の学校が決勝に進出した場合はRFラジオ日本にネットされる。

最近では、ローカル番組が充実していることや、スポンサーがなかなか付かない、NHKでも放送されているなどの理由から、地元校が準決勝あるいは決勝まで進まない限り、ネットしない局が増えつつある。

  • 駒大苫小牧が2004・2005年に連続優勝したが、地元局の北海道放送(HBC)では、いずれも決勝のみ中継した。また引き分け再試合の末準優勝した2006年は、決勝第1戦を中継したが、翌日の再試合は放送しなかった。
  • 岡山の山陽放送(RSK)と香川の西日本放送(RNC)は、両社のサービスエリアがABCおよびMBSのサービスエリアと重複していて、それぞれ直接受信出来る事から、最近はネットしていない(夏の県予選については両局ともに準決勝・決勝の中継を行なっている)。

放送はテレビ中継と同様、ゲストに高校野球関連のOB若しくはOGを迎え、実況は朝日放送のアナウンサーが担当する。また2008年までは、1塁側と3塁側のアルプススタンドからの「アルプスリポート」があった。関西を拠点に活躍する女性タレントがリポーターとして、試合開始前・5回終了時・試合終了直後のリポートを担当していた。2009年度以降はアルプスリポートは設定されていない。

  • 2006年のアルプスリポーターは、篠原小織・清水理恵子・寺井真樹子・永尾光湖南波糸江真木ひろか・松浦美代・宮崎留実の8名が担当した。
  • 2007年のアルプスリポーターは、熊本麻美・清水理恵子・田口万莉武村陽子・谷山友望・永尾光湖・南波糸江・真木ひろかの8名が担当した。
  • 2008年のアルプスリポーターは、岩井万実・小林亜里紗・清水理恵子・田口万莉・永尾光湖・野島信乃・藤井郁子・真木ひろかの8名が担当した。

また日中の生ワイドは例年大会期間中特別編成となっている。雨天などでの試合中止時には、雨傘番組として事前に収録した特別番組が流される場合、担当パーソナリティが雨傘番組用として事前に録音したものが流される場合、日常担当しているパーソナリティが通常通り生放送で担当する場合、代理のパーソナリティが生放送で番組を進行する場合など、特別体制での放送となる。

2009年8月9日・10日の雨天中止の際には、9日の午前中は雨傘番組が流れ、午後は『サンデーミュージックアワー 浦川泰幸の気分はトレンディ!』が通常放送された。10日には、午前中の『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』に島田大が代理パーソナリティとして出演し番組を生放送で進行した。午後の『上沼恵美子のこころ晴天』の枠では、通常のこころ晴天関係者は出演せず、柴田博高野純一が出演する雨傘番組が録音で流れた。夕方の『元気イチバン!!芦沢誠です』では通常担当者の芦沢誠小川恵理子が事前に録音したものが流れた。

ラジオの平日帯番組では、中継での番組休止を活用する形で、番組出演者に対して夏季休暇を与えている。

18:00以降の対応

全国高校野球選手権大会中継期間中、ABCラジオでは開会式から大会全試合、そして閉会式までと完全中継を行う(イニング間及び試合の幕間に随時スポットニュース道路情報天気予報を挿入)。但し、2009年からは試合の途中であっても17:50までで終了する(ただし、地方局が地元代表校の試合をネットする時は、17:50以降も裏送りで実況を続ける場合がある)。

なお、大会中継期間中はプロ野球ナイターの制作・中継スタッフまで動員するため、京セラドーム大阪[14]開催の阪神主催試合でのみABCでの番組制作を行い、本来はABCのスタッフが乗り込んで放送する関東・中部・広島地区の対阪神戦中継はこの時期に行われる分は、対戦相手の地元局であるTBSラジオ(火~木、2009年までは土・日も)・ニッポン放送(月・金)・文化放送(2010年以降の土・日)(以上、対巨人戦・対東京ヤクルト戦・対横浜戦。対東京ヤクルト戦は放送権の関係でニッポン放送が全曜日の中継担当だが土・日は文化放送の場合あり)・CBC中部日本放送(火~木、2009年までは土・日も)・東海ラジオ(月・金・土・日、2009年までは月・金のみ)(以上、対中日戦)・RCC中国放送(水・木曜は裏送り)(対広島戦、倉敷、松山の広島主催分含め)が制作した番組をそのまま放送し、阪神サイドリポーターのアナウンサーのみ、または阪神リポーターとABC専属解説者1名(現地局解説者と2人解説の場合)の現地派遣になる。

※ちなみに1983~1988年の大会期間中に福岡・平和台野球場で阪神主催ゲームが行われたときには(いずれも土・日開催)RKB毎日放送制作で放送された。(KBC九州朝日放送でも放送。MBSは自社制作、テレビはサンテレビが中継)
※2007年8月21~23日については、準決勝以降で人員に余裕が出来たためか、自社制作を実施したが、21日の阪神ベンチのリポーターはニッポン放送のアナウンサーが担当した。その結果JRNの速報チャイムが使われつつ、ニッポン放送のアナウンサーが登場するという変則的な中継となった。
※しかし、2009年は阪神戦ビジターの試合でも通常期と同じようにABCアナウンサーの派遣が行われている。ただ、ビジターゲームに関しては、リポーターがいない場合や、2日ないし3日連続で実況する場合がある(リポーターは、現地のアナウンサーの派遣を受けない)。例として、8月14日-8月16日の巨人対阪神戦は、解説はABC解説者、実況は岩本計介アナ一人のみの派遣だった。そのため、14日のニッポン放送製作・NRN全国ネットの阪神側リポーターは、ニッポン放送のアナウンサーが担当したが、ABCのリポーターと兼務しなかった。15日・16日はデーゲームだったが、高校野球が中止の場合は、放送予定だった(このときの実況予定も岩本アナ)。
※また、日曜にデーゲームが実施される場合、MBSラジオでは競馬中継が放送されるためラジオ中継が放送されないというケースもある(ラジオ大阪は阪神戦はもとよりプロ野球中継から撤退している。テレビ放送はMBSやytv、KTVで実施のためまったく放送されないことはない)。

雨天予備のオリックス主催試合(ただし1980年代より阪神戦中止の場合は在阪パリーグの試合が関西地区で開催されようともNRN、JRNラインの巨人戦などの全国カードを優先することが大半。2006年からは春先からこの措置をとり、日、月曜はプロ野球中継そのものが無くなる。)で対戦相手の地元局が制作しない場合(主に対西武ロッテ戦)以外は、HBCラジオ(火~木)・STVラジオ(月・金)(以上、対日本ハム戦、土・日は2009年まではHBCだったが2010年以降の対応未定)、TBC東北放送(対楽天戦)、RKB(火~木、2009年までは土・日も)・KBC(月・金・土・日、2009年までは月・金のみ)(以上、対ソフトバンク戦)が自社制作する場合があり、ABC専属解説者1名のみ派遣となる場合がある。なお、2009年のオリックス対ソフトバンクの試合(8月14日-8月16日)は、解説者とオリックス側のベンチレポーターはABCが用意したが、実況は14日のみKBC、ほかはRKB毎日から派遣したアナウンサーが出演した。このうち15日の試合は阪神戦がデーゲームであったためABCラジオでも放送され事実上共同制作であった。

インターネット中継

公式サイトにてインターネット生中継をしている。回跨ぎでは音が切られ、試合終了後の校歌斉唱も見ることはできないが、全試合を見ることが可能。

またダイジェスト動画やインタビュー動画も同サイトにて見ることが出来る。

地方大会の各局放送状況

夏の高校野球地方大会のTV実況中継は例年全国のANN=テレビ朝日系列各局が行っている。但し近年は視聴率低迷やスポンサー難等により1回戦から完全中継する局は減少。現在も地方大会を1回戦から決勝戦まで完全中継しているのは6局で、延長が可能なのは主に準々決勝以降の試合のみとなっている(ANN系列局の無い県で中継する独立UHF局など民放局も同様に1回戦から中継する局は、13局中7局である)。

地方大会を放送するANN系列局のネットワークセールス番組の対応は以下のとおりである(午後帯にネットワークセールス番組がない土曜は除く)。

ラジオ中継の場合、現在JRNNRN各局において地方大会を1回戦から中継する局は栃木放送和歌山放送山口放送の3局だけである。


  1. ^ 2005年まではテレ朝・メ〜テレのみ、2006年から九州朝日放送、2007年から山口朝日放送大分朝日放送、2008年から青森朝日放送岩手朝日テレビ山形テレビ新潟テレビ21静岡朝日テレビ、2009年からは秋田朝日放送東日本放送広島ホームテレビ、2011年は北陸朝日放送長崎文化放送熊本朝日放送を除く。
  2. ^ しかしながらこの件に関しては高野連と主催者側の朝日新聞の力関係上なかなか報道されない。
  3. ^ もっとも、かつて選抜高等学校野球大会を中継していた毎日放送も、中継のため『すてきな出逢い いい朝8時』を発局自ら返上することがあった。
  4. ^ 以前は、土曜日と準々決勝以降を除き、平日朝のワイドショー時間帯も中継していた(前述)。
  5. ^ 短縮されてもその分はBS11で視聴できる。
  6. ^ 短縮された分はグリーンチャンネルを契約していないとテレビで視聴できず、競馬ファンの多くは『OBCドラマティック競馬』(ラジオ大阪)か『サンデー競馬中継 みんなの競馬』(MBSラジオ)といったラジオの中継で代替していた。
  7. ^ KEIBAワンダーランド日曜版を近畿圏外で唯一ネットしていた三重テレビは12時45分スタートで、KBS京都が高校野球中継の場合も裏送りで通常通り放送していた。
  8. ^ この措置は選抜大会を1回戦から放送していた時代のMBSテレビでも行われていた。
  9. ^ 1994-1996年は『ワイドABCDE〜す』を休止し、ローカルニュースは元々同番組が編成されない金曜日同様に『ABC News Report』として放送。1997-1999年は『ワイドABCDE〜す』を18時台のみに縮小。2000年度は『ワイドABCDE〜す』を休止し同番組内の『ワイド630』を独立番組として放送。2001-2008年度は18時台のニュースが別番組であったため、17時台までの番組(『ワイドABCで〜す・みよ缶』→『わいど!ABC』→『ムーブ!』)が休止されたのみ。2010年現在は『NEWSゆう+』を18時台のみに縮小して対応している。
  10. ^ 実況自体は『高校野球ハイライト』(現・『熱闘甲子園』)が既にあったため継続され、ラジオでは試合終了まで放送した。NHKはEテレに切り替えて試合終了までの完全放送に成功した。
  11. ^ マウンドが画面右下に、バッターボックスが画面左上に映っていた。したがってカウント表示もプロ野球と逆で得点が右上、カウントは左下。1976年より先行して導入したMBSも1980年まで同じ位置。
  12. ^ 熱闘甲子園(深夜ダイジェスト)においては引き続いてこの右中間寄りのカメラをメインに使う
  13. ^ NHKでは6文字までしか表示できないため、2011年の高崎健康福祉大高崎(ABCでの呼称は健大高崎)、東京都市大塩尻はそれぞれ「健大高崎」「都大塩尻」と省略された
  14. ^ 年によっては松山坊っちゃんスタジアム倉敷マスカットスタジアムスカイマークスタジアム
  15. ^ 平日に限りTBS系列時代の末期には12:15まで中継を行っていたことがある。そのため当時TBS系列にて放送されていたベルトクイズQ&Qは決勝開催日(決勝が平日と重なった場合)を除く大会全期間放送休止となった。
  16. ^ 2009年まで、最大延長18:18(中継は18:13終了)
  17. ^ 2009年まで、12:00 - 18:00(中継は17:54終了、最大延長18:24、中継は18:18終了。)
  18. ^ 2009年まで、14:05 - 18:00(最大延長18:24、中継は18:18終了)、2010年は、14:05 - 17:52(最大延長18:20)
  19. ^ 2011年8月8日の第93回第3日目からは、BS朝日公式サイトの番組表やEPGの番組名にも「【完全中継】」の表記がされている。
  20. ^ 2010年よりラジオで平日午後にメインパーソナリティを務める番組が開始されたため番組が継続される限りは実況に就くのは難しいと思われる。
  21. ^ 以前は「ABC SPORTS」と書かれたものやABCのキャラクター「キュキュ」のイラストが描かれたブラインドが置かれた
  22. ^ モーツァルト作曲のディヴェルティメント第1番より第1楽章が使用されていた。
  23. ^ JAバンクは挿入CM自体もJAバンク大阪のものから差し替えていたが、かつてのNTT DoCoMoについては決勝戦であってもCMは関西版準拠のものが流れていた。
  24. ^ 2010年からはNTT DoCoMoと大阪芸術大学は透かし白地じゅうたん、わかさ生活は企業カラーである紫地じゅうたんで表示
  25. ^ ABC高校野球中継スポンサー変遷史
  26. ^ 抽選会の中継:一部のANN系列局では行っている所もある。
  27. ^ 第558回番組審議会(ABC朝日放送)(2009.09.11)
  28. ^ 同年の選抜高校野球の準々決勝が雨天順延に伴い4試合日となり、NHKは8:20から中継を行った。


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