児童文化とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 児童文化の意味・解説 

じどう‐ぶんか〔‐ブンクワ〕【児童文化】

読み方:じどうぶんか

児童健全な育成のために計画構成され文化文化財として玩具図書音楽・映画など、施設として児童館児童図書館・遊園地などがあるほか、児童自身による文化的活動もいう。


児童文化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/03 21:47 UTC 版)

児童文化(じどうぶんか)は、広義には児童生活におよぼす文化的影響の総和、狭義には児童文化財の内容や子ども自身の文化的活動を表すもので、日本独自の概念である[1]。1930年代に心理学者の波多野完治によって作られた概念とも、あるいは既に1922年に峰地光重の『文化中心綴方新教授法』の中で既に使われ、1920年代を通して綴り方教育運動の中で使用されているともいうが、いずれにせよ本格的に使われ始めたのは、1920年代後半から1930年代にかけてである。これには明治から大正時代にかけて巖谷小波鈴木三重吉らによって子どものために興された童心芸術運動が背景にあるとされる。具体的は絵本児童文学唱歌詩歌紙芝居児童演劇などといったもので、それらは児童文化財とも呼ばれた。


  1. ^ 『教育社会学辞典』日本社会学会編、東洋館出版社)
  2. ^ 藤本浩之輔らによる 須賀由紀子「「子ども文化」の再生と生活文化 : 体育科教育を切り口として」『実践女子大学生活科学部紀要』第50号、実践女子大学、2013年3月、 77-89頁、 ISSN 1341-3244NAID 110009587663
  3. ^ 大学の沿革 | 白百合女子大学(2020年9月21日閲覧)


「児童文化」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「児童文化」の関連用語

児童文化のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



児童文化のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの児童文化 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS