免疫調節

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免疫調節

【仮名】めんえきちょうせつ
【原文】immunomodulation

体内の免疫系の機能を活性化または抑制する薬剤による、免疫系の変化。

臓器移植関連用語集

免疫調節（Immunomodulation）

生体の免疫系の一部を選択的に抑制したり刺激すること。

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免疫調節

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/02/11 00:33 UTC 版)

「ウイルスタンパク質」の記事における「免疫調節」の解説

感染細胞に対する宿主の免疫応答は、ウイルス非構造タンパク質の免疫調節特性によって調整することができる。巨大DNAウイルスの多くの種は、宿主の免疫応答を阻害するタンパク質をコードしており、ウイルスの増殖を可能にする。このようなタンパク質は、炎症性免疫メディエーターを阻害することが証明されているため、ヒトの炎症性疾患に対する新しいバイオ医薬品の開発につながる可能性を秘めている。ウエストナイルウイルスのウイルス非構造タンパク質NS1は、補体制御タンパク質であるH因子と結合することで補体の活性化を防ぐ。その結果、感染細胞に対する補体認識が低下し、感染細胞は宿主の免疫系によって傷つけられずに済む。