先天性QT延長症候群とは? わかりやすく解説

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QT延長症候群

(先天性QT延長症候群 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/02 13:31 UTC 版)

QT延長症候群(QTえんちょうしょうこうぐん、long QT syndrome; LQTS)は、心臓の収縮後の再分極の遅延がおき、心室頻拍(Torsades de Pointes:TdP、心室性不整脈の一種)のリスクを増大させる心臓疾患である。

概要

心臓の収縮後の再分極の遅延によって生じる心室頻拍動悸失神心室細動による突然死につながる可能性がある。症状は、条件のサブタイプに応じて、様々な刺激によって誘発される。心臓に器質的疾患を持たないにもかかわらず、心電図上でQT時間の延長を認める病態である。QT時間が0.46秒以上、またはRR間隔で補正したQTc時間では0.44秒以上である場合を指す。Torsades de pointes(TdP)と呼ばれる心室頻拍を惹起することがある。より簡略にはT波の終点がRRの中点を越えていれば明らかにQTの延長とする。この方法はスクリーニング診察時に用いることがある。

QT 時間の RR 間隔による補正式として、

Bazett の式

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先天性QT延長症候群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/01 05:00 UTC 版)

QT延長症候群」の記事における「先天性QT延長症候群」の解説

先天性QT延長症候群では、無治療の場合40歳までに半数上の患者で心イベント発生し、また初回イベントとして突然死あるいは心停止に至る例も5%未満ではあるが存在するといわれている。多く遺伝性家族性)であり、安静時からQT間隔延長していることが多い。日本における有病率は、1か月健診時の心電図スクリーニングによって 0.09%(4285例中4例)と見積もられた。 Naチャンネル、Kチャンネル遺伝子変異認めことがあるブルガダ症候群原因遺伝子重複している場合が多い。

※この「先天性QT延長症候群」の解説は、「QT延長症候群」の解説の一部です。
「先天性QT延長症候群」を含む「QT延長症候群」の記事については、「QT延長症候群」の概要を参照ください。

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