僕とは? わかりやすく解説

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しも‐べ【下部/僕】

読み方:しもべ

雑用使われる者。召使い。「神の—」

身分の低い者。

「この…頭は—も食はず」〈徒然一一九〉

官に仕えて雑役勤めた下級役人

「—ども参ってさがし奉れ」〈平家・四〉


ぼく【僕】

読み方:ぼく

常用漢字] [音]ボク(呉) [訓]しもべ

男の召使い下男。しもべ。「僕婢(ぼくひ)/家僕下僕公僕従僕臣僕忠僕奴僕(どぼく・ぬぼく)・童僕老僕


ぼく【僕】

読み方:ぼく

【一】[名]男の召使い下男

【二】[代]

一人称人代名詞男性自分のことをさしていう語。対等またはそれ以下の人に対して用いる。「—んちにおいでよ」「君のほうが—より若い」

小さ男の子に対して呼びかける語。「—のお名前は」

[補説] 1は、現代では親しみのあるくだけた言い方として使われ改まったときは「わたくし」を用いる。古くは「やつがれ」と読み相手に対してへりくだる気持ち用いられた。明治時代から、書生学生「ぼく」読んで用いようになった


やつがれ【僕】

読み方:やつがれ

[代]《「やつこ(奴)あれ(吾)」の音変化という。古くは「やつかれ」》一人称人代名詞自分へりくだっていう語。上代中古では男女通じて用いたが、近世以降は、男性がやや改まった場で用いるのに限られた

「—御身云う如く如何にも御身奴僕(ぬぼく)となり」〈井上勤訳・裁判

「—弔使に随ひて、共に筑紫に到(まういた)る」〈皇極紀〉



読み方:ヤツガレ(yatsugare)

古代男子の非常にへりくだった表現


作者こかぶ

収載図書四百小説
出版社創英社
刊行年月2006.10


作者田中美景

収載図書ゆめしらべ
出版社新風舎
刊行年月2007.9


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/16 07:43 UTC 版)

ぼく、しもべ、やつがれ)




「僕」の続きの解説一覧

僕(ぼく)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/06/03 12:28 UTC 版)

ギロチンマシン中村奈々子」の記事における「僕(ぼく)」の解説

この物語語り手であり主人公〈チェシャ・キャット〉破壊することを祖国より命じられるが、乗っていた航空機撃墜されてしまい、漂着した〈学園〉加藤千紗助けられるその際咄嗟に山田太郎という偽名名乗り、これが定着する三人目中村奈々子呼ばれ本名の姓も中村であることから何か意味があるのではと本人考えている。

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僕(田村カフカ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 23:57 UTC 版)

海辺のカフカ」の記事における「僕(田村カフカ)」の解説

父親から「母と交わり父を殺し、姉とも交わる」という呪いかけられたため、家出決意する読書好き。自立心自制心優れるが、反面抑制的孤独癖ある少年。「田村」は本姓だが、「カフカ」は偽名である。これはフランツ・カフカからの借用であると共にチェコ語カラスという意味をあらわす。四国数々の試練立ち向かう

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僕(岡田亨、おかだ とおる)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 04:18 UTC 版)

ねじまき鳥クロニクル」の記事における「僕(岡田亨、おかだ とおる)」の解説

以前法律事務所事務員をしていたが、現在は無職叔父から安く借りている世田谷の家で、妻と住んでいる。

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僕(露己)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/30 09:10 UTC 版)

同時代ゲーム」の記事における「僕(露己)」の解説

本作語り手メキシコ日本文学講師として滞在している。父=神主から「村=国家=小宇宙」の神話歴史の知識スパルタ教育を受け、歴史学勉強するために東京大学進学する新左翼運動関わり鉄パイプ爆弾製造担当する闘争放棄メキシコ赴任する

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僕(ぼく)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 13:40 UTC 版)

日本語の一人称代名詞」の記事における「僕(ぼく)」の解説

主に男性私的な場面で用いるが、フォーマルな場での使用許容される男性謙称であり、字義としては「僕(ボク)」は男の召し使い指しており、女は「妾(ショウ)」を用いる。僕妾でしもべとめかけ、下男下女『古事記』において速須佐之男命スサノオ)や因幡の白兎などがしばしば自分「僕」呼んでいるが、これは「あ」または「やつこ」と訓じられる。平安時代頃からの文書では「やつがれ」と訓じられていた。かつて「僕」謙譲語としての敬意が非常に高かったが、武家教養層などの使用経て1860年代には謙譲性の低い語となっていった。1863年奇兵隊自称として用いたことが知られている。明治時代になって書生などが愛用し広く用いられるとなった。 「ボク」と頭高型アクセントで読む人と、「ボク」と平板型アクセントで読む人がいるが、共通語では前者遙かに優勢である。 男児対す二人称として使われることがあるのは、「手前」「自分」と同様の変化よるものである。

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僕(主人公)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 05:56 UTC 版)

ダンス・ダンス・ダンス」の記事における「僕(主人公)」の解説

翻訳事務所勤務。現在はフリーライターとして「文化的雪かき」に従事している。

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僕(デバイス)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 07:42 UTC 版)

ゼノブレイド2」の記事における「僕(デバイス)」の解説

天の聖杯使役できる大型機動兵器いずれも頭上天使のような光輪を持つ。ヒカリが主に使役するセイレーン」、世界樹守護するサーペント」、メツが行使する「ガーゴイル」、第一起動ステーション格納庫保管されている最強の僕「アイオーン」は世界を滅ぼせる程の強大な力を持つ。500年前の天の聖杯であるヒカリメツ激突した聖杯大戦」では多くの僕が投入され結果、3体の巨神獣雲海沈み各地多く傷跡残した

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 11:41 UTC 版)

発音(?)

代名詞

  1. ボク
    1. 主に男性一人称基本的に若年使用する大人使用した場合は、わたくしわたしよりくだけた表現となる。
    2. 小さな男児に対して呼びかけるときに使用する通常かな表記

      

熟語


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「僕」の例文・使い方・用例・文例

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