催涙因子合成酵素

実用日本語表現辞典

催涙因子合成酵素

読み方：さいるいいんしごうせいこうそ
別表記：催涙因子生成酵素、LFS、LF合成酵素、LFシンターゼ

タマネギを切った時に涙が出る原因となる、「プロパンチオール S-オキサイド（催涙因子）」の生合成に関与する酵素のこと。 催涙因子生成酵素はハウス食品の今井真介らによって発見され、2002年に論文発表された。 この酵素の発見は、切っても涙が出ないタマネギの開発に繋がるとされている。また、この研究は、2013年9月にイグ・ノーベル賞（医学賞）を受賞した。

外部リンク - タマネギ研究での イグノーベル賞受賞について - ハウス食品

（2013年9月13日更新）