側切歯とは? わかりやすく解説

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そく‐せっし【側切歯】

読み方:そくせっし

歯列中央から2番目の前歯。第2切歯。→切歯


切歯

(側切歯 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 07:31 UTC 版)

切歯(せっし、incisor)は異歯型の哺乳類中の1番目のである。ヒトでは切歯と呼び、動物では門歯(もんし、英語は同じ incisor)と呼ぶことが多い。ヒトの場合、前歯を構成する歯である。ヒトウマのような多くの草食性雑食性の哺乳類は、この切歯によって食物をかみ切ることに適応している。一方、ネコイヌのような肉食性の動物では、切歯が小さく、かみ切る力は比較的弱く、肉をかみ切るには主に犬歯裂肉歯を使う。かれらはこの小さな切歯を毛繕いに用いている。ゾウは、上顎切歯が変化したものである。ネズミ目の切歯は生涯成長し続け、物を齧る事で磨り減っていく。 ヒトは、上下の中切歯4本、上下の側切歯4本の計8本(上下各左右2対)の切歯をもっている。他の霊長類、ネコ、ウマ等は12本(上下各左右3対)の切歯をもっている。ネズミ目の切歯は4本(上下各左右1対)である。ウサギ目の動物はかつてネズミ目に含まれると考えられていたが、切歯を6本(上左右2対・下左右1対)持っていることにより識別された。


  1. ^ a b c 本間邦則「歯の名称の変遷について」『日本歯科医史学会会誌』第10巻第1号、日本歯科医史学会、1983年8月1日、 14-15頁、 ISSN 0287-2919NAID 110007155372


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