偏摩耗とは? わかりやすく解説

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偏摩耗(タイヤ)

英語 uneven wearirregular wearabnormal tire wearpartial wear

タイヤ接地面不均一摩耗することをいう。曲面トレッドパターン載せたトレッド面は、接地面平面になり、局部的にさまざまな滑り起こしている。そこに接地圧滑り量アンバランスがあれば、偏摩耗につながる。偏摩耗の形態多様であり、その原因タイヤ自体にもクルマ側にも、両者相性にもあり得る路面カント影響することがある日常管理ポイントは、空気圧点検荷物均一積載定期的なタイヤローテーションであり、タイヤローテーション車体側の要因緩和する。おもな偏摩耗の形態と主原因示せば、片側ショルダー摩耗は、ショルダーだけの早期摩耗で、トー角不適キャンバー角不適激し旋回などが原因となる。両ショルダー摩耗は、両側ショルダー早期摩耗で、空気圧不足、過大積載激し旋回などが原因となる。センター摩耗は、トレッド中央部早期摩耗で、空気圧過大駆動力などが原因となる。ヒールエンドトー摩耗は、ブロックパターン発生する方向鋸歯状摩耗で、制動力トー角不適ブロックのひずみ分布不適などが原因となる。多角形摩耗は、横から見て多角形摩耗で、タイヤホイール振れ足まわりガタキャスター過大などが原因となる。スポット摩耗は、トレッドの1箇所摩耗で、ブレーキ部分引きずり急ブレーキなどが原因となる。リブパンチング摩耗は、リブパターン発生する特定リブ早期摩耗で、リブ間のひずみ分布不適原因となる。

参照 タイヤローテーショントレッドパターン
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。



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