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そうろうぶん さうらふ― 3 0 【候文】

書簡多く用いられた文語体文章一種。「ございます・ます」などにあたるところに「候」という丁寧語を使って書く。鎌倉時代にほぼ整い、江戸時代には公用文にも用いられた。明治以後学校教育でも教えたが、現在はほとんど用いられない。



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候文

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/11/28 18:20 UTC 版)

候文(そうろうぶん)は、日本語のうち、中世から近代にかけて用いられた文語文体の一つである。文末に丁寧の助動詞「候」(そうろう、そろ、歴史的仮名遣いではサウラフ)を置く。


  1. ^ 浅井潤子編『暮らしの中の古文書』吉川弘文館
  2. ^ 荒井英次編『近世の古文書』小宮山書店、昭和44年
  3. ^ 林英夫監修『おさらい古文書の基礎・文例と語彙』柏書房
  4. ^ 日本歴史学会編『演習古文書選』吉川弘文館
  5. ^ 「方言と候文」に関しては五十嵐力他監修『手紙講座第1巻』平凡社、昭和10年より。言文一致運動から来た口語体に対して、昔の「候文」の由来を懐古する文である。 「江戸時代の自由交通厳禁のために、地形上すでにあまたの方言があったところへさらに拍車がかかり、他藩人相互間では南蛮鴃舌(なんばんけきぜつ)としか聞こえない方言が多くなった。その結果他藩の人士との談話がほとんど不通になり、江戸詰めの際などにはどうにもならないという結果になった。そこで当時士人の間に流行していた謡曲(鎌倉時代の文)詞章や、全国的に普及していた往来物などの口調を借りて用を足したことから、発生し、慣用し来たったものが、候文体である。戊辰の役に、薩摩人が会津城を攻めた時、道案内にと呼び出した神官との間に、どうしても話が通じない。思案の末、謡曲のことを思い出し、シテとワキとの掛け合いよろしく問答を進め、やっとうまく行ったという逸話がある(後の西南戦争の有名人、桐野利秋の話だそうだ)。」(南蛮鴃舌=外国人や鳥の「もず」の鳴き声、転じて外国人のわからない言語)
  6. ^ 吉田豊編『大奥激震録』柏書房
  7. ^ 「より」はかなでなく合字


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