使用済み燃料プール

新語時事用語辞典

使用済み燃料プール

読み方：しようずみねんりょうプール
別名：使用済み核燃料一時貯蔵プール、使用済み燃料貯蔵プール、使用済み核燃料プール、使用済燃料プール、一時貯蔵プール

原子力発電所などの原子炉で使用された後の燃料棒である「使用済み燃料(使用済み核燃料)」を、一定期間にわたり貯蔵しておくための設備のこと。原子炉建屋内に設置されている。

使用済み核燃料を貯蔵する方法には、貯蔵プールの他に、乾式キャスクなどが挙げられる。ちなみに、福島第一原子力発電所では貯蔵プールと乾式キャスクが用いられており、福島第二原子力発電所では貯蔵プールが用いられている。

なお、『使用済み燃料プール』にある核燃料はその後に、再処理のために六ヶ所再処理工場などの処理工場へ輸送される。

（2011年3月15日更新）

デジタル大辞泉

しようずみねんりょう‐プール〔シヨウずみネンレウ‐〕【使用済（み）燃料プール】

読み方：しようずみねんりょうぷーる

原子力発電所で、発電に使用した後の燃料棒を貯蔵しておくための設備。燃料棒を冷却するために、水で満たされている。使用済み核燃料プール。