さ【佐】
佐
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 01:19 UTC 版)
四等官の次官(スケ)に相当する。唐名廷尉。定員は2名で、左あるいは右衛門権佐が兼務していた。なお、原則として検非違使を務めるのは権官である左あるいは右衛門権佐であり、正官である左あるいは右衛門佐が検非違使を務めることはない。別当は兼務が多かったので実質的に検非違使庁の責任者であった。蔵人で検非違使佐を兼ねたり、蔵人・弁官・検非違使佐を兼ねる三事兼帯もいた。ちなみに、史料における検非違使佐兼帯の初出は、824年(天長元年)、左衛門権佐従五位上の笠仲守と従五位下守右衛門権佐の藤原永雄である。(帝王編年記)
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佐
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/10 07:16 UTC 版)
左右に各1名。四等官のうちの次官「スケ」に相当するが、権官あり(権佐)。令制では正六位下相当の官職であったが、延暦18年4月27日に従五位上相当に改訂された。大宝律令においては「翼」(読み方は同じ)。少納言との兼務が多い他、馬頭から近衛中将に転じる際に空席がない場合において、暫くの間この職を拝命して中将の空席を待つ事もあった。平安時代、兵衛佐や兵衛権佐は公卿への昇進コース(典型的なコースは、侍従→兵衛佐→近衛少将→近衛中将→参議。少将から少弁や中弁に転じて弁官で昇進して参議に至るコースもあり、兵衛佐から少弁に転じて弁官で昇進して参議に昇進する者もあった)上の官であったため、上流貴族の子弟が多く任じられた。六波羅政権を樹立する平清盛が最初に任じられた官職も左兵衛佐である。この待遇は当時の武士の子弟の官位としては破格のもの(公卿の子弟など上流貴族に準ずる待遇)であり、当時の権門貴族であった藤原宗忠はその日記・中右記において「人耳目を驚かすか、言ふに足らず」と驚愕している。またこの官職でもっとも著名なのは右兵衛権佐に任じられた源頼朝である。平治の乱の際にこの職に任じられた頼朝は僅か十五日で解官され、20年に及ぶ流人生活を経て平家を倒し、建久元年(1190年)に権大納言に任じられるまでの30年間「前右兵衛権佐」であった。このため、頼朝に仕えた御家人達は頼朝に敬意を払って「佐殿(すけどの)」と呼んだのである。室町時代に入ると左兵衛佐の官職は斯波氏の当主が代々任じられるようになったため、同家を武衛家と称した。平安時代、兵衛佐は五位の者が任じられ、四位に叙されるとこの官を止めるのが原則であったが、長承四年(1135年)に左兵衛佐平清盛が従四位下に叙された際「兵衛佐如元」とされて四位兵衛佐の例が稀に見られるようになった。唐名は武衛将軍。
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佐
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/05 19:27 UTC 版)
四等官における次官「すけ」に当たり、官位相当は従五位下。799年(延暦18年)4月27日に従五位上に昇叙し、以後定着する。定員は左右各1名。
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佐
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/05 19:27 UTC 版)
従五位上に相当。定員は左右各1名。権官があった。左右衛門権佐は検非違使宣旨を蒙る例であった(正官である左右衛門佐は検非違使を兼ねない)。唐名は金吾将軍・金吾次将・監門小将軍・監門次将。
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佐
佐
「佐」の例文・使い方・用例・文例
- 大統領補佐官
- 軍曹は少佐より地位が低い
- 佐藤さんをロビーで呼び出ししてもらいたいのですが
- 陸軍少佐
- スミス少佐
- 少佐は大尉の上である
- 軍隊では大尉は少佐の下位にある
- 山田先生が、佐藤先生に質問をする
- 山田と佐藤が一緒に歌の練習をする
- 山田さんと佐藤さんが同時に言う
- 山田と佐藤はクラスが同じと言う
- 山田と佐藤が、25日、教会で結婚式を挙げた
- 副会長は会長を補佐する
- 日本で唯一のクローバー型高速道路インターチェンジは佐賀県にある。
- ロビンソン大佐はその勇敢さによりDSCを授与された。
- 彼は弁護士補佐として10年の経験を積んだ後、弁護士になった。
- 役職定年制に基づき、佐々木さんは昨年退職した。
- 私は販売部門の課長補佐です。
- 私は佐賀に観光に行きました。
- 私は佐賀に旅行に行きました。
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