低温障害とは? わかりやすく解説

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ていおん‐しょうがい〔テイヲンシヤウガイ〕【低温障害】

読み方:ていおんしょうがい

食品などを凍結点上の低温貯蔵したとき、正常な生理作用が行われなくなり品質劣化すること。


ていおんしょうがい 低温障害

低温下で生じ果皮陥没変色腐敗などの生理的な障害発生温度は0~15広範囲品目により異なるが、ウリ・ナス・カンキツ科に属す熱帯・亜熱帯原産のものに多く見られる

低温障害

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 17:17 UTC 版)

低温障害(ていおんしょうがい)は、以下の2つの意味で使われる言葉。

医学上の低温障害

低体温症凍傷凍瘡(いわゆる「しもやけ」)など、低温の環境に晒されることで起こる身体症状の総称。寒冷障害ともいう。

農作物の低温障害

生育の低温障害

農作物を生育に適した温度より低い環境で育てたときに発生する生育不良[1]。氷点下では凍霜害など作物自体の凍結による被害が起こることもある。

冷蔵時の低温障害

冷蔵保存に不向きな青果物を冷蔵保存した場合に発生する障害のこと。表面に褐変や窪んだ斑点などが出たり、水っぽくなったり、軟らかくなったりする等の品質劣化や、ビタミンCの減少などの栄養価の損失を招く症状をいう。

脚注

  1. ^ タキイの野菜 - タキイ種苗”. 2022年7月24日閲覧。


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