低周波空気振動
音は,空気等の媒質が振動することにより伝播するが,一般的に人間は周波数20~20,000ヘルツ(Hz)の範囲内の音(可聴音)を聞くことができます。これに対して,人間の耳に聞こえない周波数20ヘルツ以下の音(空気の振動)を低周波空気振動と呼び,窓,建具等に振動が発生したり,生理的な影響(耳鳴り,頭痛,動悸等)が生じるといわれています。低周空気波振動の定義はわが国ではまだ定められていませんが,一般には可聴域以下の周波数(0.1Hz~20Hz程度)の空気振動を指します。
発生原因としては工場機械,高速道路高架橋,新幹線トンネルなどがありますが,測定器,測定方法等についてはまだ確立したものはなく,また,身体的影響等についても未知な部分が多いといわれています。
低周波空気振動 (ていしゅうはくうきしんどう)
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