位相体とは? わかりやすく解説

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位相体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/04 10:22 UTC 版)

位相体(いそうたい、: topological field)とは、密着位相ではない位相が入った位相空間であり、加法、乗法、加法逆元をとる操作および 0 以外の元に対する逆数をとる操作が連続となる[1]のことである。従って、位相体 K は加法に対する位相群であり、K× は乗法に対する位相群となる。


  1. ^ 注意:この項では、例として挙げた具体的な場合を除いて、体の乗法の可換性は必ずしも仮定していない。つまり体を可換体もしくは斜体の総称として使用している。
  2. ^ 空ではない集合 A, B に対して、A + B := {x + y | xA, yB, A · B := {xy | xA, yB}, A−1 := {x−1 | x ≠ 0} と定義する。特に一元集合 A = {a} でに対しては括弧を略して、a + B, aB などと記述する(B が一元集合である場合も同様)。


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