会試
会試(かいし)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 17:24 UTC 版)
国試の試験の一つで、実質的な最終試験。期間は7日。受験資格のある者は挙子、挙人と呼ばれる。不正防止の為、受験の際は特定の服装に着替え、個室内で受験する。これに受かれば及第したも同然と言われている。会試を元にしている。
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会試
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 06:00 UTC 版)
隋代からある試験区分。貢挙とも呼ばれる。郷試とならび重要な試験で、科挙試験の中核を成す。挙人が受験することができ、合格すれば貢士の呼称を得る。貢士は、資格上は挙人と同等。清代末期における受験倍率は、100倍近くになることもあった。郷試の翌年の3月に、北京の貢院にて実施され、頭場、二場、三場、の3回、それぞれ2泊3日の期間で行われる。唐代においては、続く試験、殿試がなかったため、この会試に合格すれば直ちに進士の資格を得ることができた。また、清代においても、殿試はほぼ全員が合格するのが慣例であったため、貢士の呼称を得た挙人を早々に進士と呼ぶことさえあった。会試に合格した貢士のうち、成績が一番目の者を会元(かいげん)、二番目の者を亜魁(あかい)、六番目の者を榜元(ぼうげん)、一番目から十八番目までの者を会魁(かいかい)、最下位の者を殿榜(でんぼう)、と呼んだ。
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