伏見都映画劇場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/01/20 07:44 UTC 版)
伏見都映画劇場（ふしみみやこえいがげきじょう）は、かつて存在した日本の映画館である[1][2][3][4][5][6][7][8][9]。正確な成立時期は不明であるが、昭和初期、遅くとも1940年（昭和15年）前後の時期には京都府京都市伏見区の墨染南部の花街撞木町に隣接して映画館伏見都館（ふしみみやこかん）として開館・営業していた[2][10]。第二次世界大戦後に伏見都映画劇場、略称伏見都映劇（ふしみみやこえいげき）と改称[3]、1962年（昭和37年）にはストリップ劇場に業態を変更、伏見ミュージック（ふしみミュージック）（大書き看板の記述から俗にA級伏見とも呼ばれた）、のちに新星DX伏見劇場（しんせいデラックスふしみげきじょう）と改称した。開館時の経営者は森川新太郎[2][10][11]であり、貸座敷「都楼」が同館の源流にある[10]。伏見区内の芝居小屋・映画館のほとんどが大手筋に集中するなかで2館のみ、同館が墨染地区、伏見キネマが丹波橋地区に位置した[1][7][8]。
- ^ a b c 年鑑[1942], p.10-69.
- ^ a b c d e f g h i j 年鑑[1943], p.472.
- ^ a b c d e f g h i j k 年鑑[1951], p.181.
- ^ a b c 年鑑[1952], p.521.
- ^ a b c d e 便覧[1956], p.123.
- ^ a b c d e 便覧[1959], p.177.
- ^ a b c d e f g h i 便覧[1960], p.187.
- ^ a b c d e f 便覧[1962], p.184.
- ^ a b c d 便覧[1963], p.176.
- ^ a b c d e f 角川書店[1997], p.676.
- ^ a b c 同盟[1948], p.15.
- ^ a b c いまそう会館、Yahoo!ロコ、2013年10月29日閲覧。
- ^ デジタル版 日本人名大辞典+Plus『中野種一郎』 - コトバンク、2013年10月29日閲覧。
- ^ 思い出の西陣映画館 その一、『上京 史蹟と文化』1992年第2号、上京区役所、1992年3月25日付、2013年10月29日閲覧。
[続きの解説]
「伏見都映画劇場」の続きの解説一覧
- 1 伏見都映画劇場とは
- 2 伏見都映画劇場の概要
- 3 脚注
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