伊豆佐比売神社とは? わかりやすく解説

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伊豆佐比売神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/26 03:22 UTC 版)

伊豆佐比賣神社(いずさひめじんじゃ)は、宮城県宮城郡利府町にある神社である。『延喜式神名帳』に小社として記載されている式内社で、旧社格村社長者(九門)屋敷という小高い丘上に鎮座する。


  1. ^ 平成21年(2009年)4月15日の例祭の際に、氏子総代に伺った話では伊豆佐賣の表記でもイズサヒメと呼んでいるとの事。
  2. ^ a b c d e f g h 本田兼眞 『延喜式内陸奥一百座 平成巡礼記』 神社新報企画 1997年6月 より。
  3. ^ 梅田義彦 編著 『大日本神名辞書』 堀書店 1972年12月
  4. ^ a b 『神名帳考証』は 佐伯有義 編 『神祇全書 第1輯』 皇典講究所 1906年10月 に所収。
  5. ^ 『延喜式内陸奥一百座 平成巡礼記』ではさらに、由豆佐賣神社の祭神は溝樴姫命の他、各地で湯の神として祀られている大己貴少彦名も祀られているので溝樴姫命だけを以って湯の神と断ずることもできないのではないか、と続いている。
  6. ^ a b 利府町誌編纂委員会 編 『利府町誌』 利府町誌編纂委員会 1986年3月 より。
  7. ^ 1750年頃、丸山活堂によって著された『陸奥式社考』と『神名帳考証 巻5』では、当神社の祭神は穀霊の神である豊宇気姫としている。『陸奥式社考』は水府明徳会・彰考館文庫蔵。
  8. ^ a b 佐久間義和 編 『奥羽観蹟聞老志』 宝文堂出版販売 1972年10月 より。
  9. ^ 『封内風土記』での振り仮名は「みぞくいひめ」
  10. ^ 田辺希文 編 『封内風土記』 宝文堂出版販売 1975年11月 より。
  11. ^ 日本文徳天皇実録』の仁寿2年(852年)8月7日の条には「加正五位下」とあるが、『奥羽観蹟聞老志』および『封内風土記』には仁寿2年7月に「授従五位下」と記載されている。
  12. ^ 宮城県神社庁編 『宮城県神社名鑑』 宮城県神社庁 1976年10月 より。
  13. ^ a b c 利府村村誌編纂委員会 編 『利府村誌』 利府村役場 1963年3月 より。
  14. ^ a b c 保田光則 『新撰陸奥風土記』 歴史図書社 1980年11月 より。
  15. ^ 当神社と志波彦神社(現在の志波彦神社鹽竈神社)、鼻節神社多賀神社の4社。
  16. ^ 同書残篇には「伊豆佐売神社、圭田二十八束三毛田、所祭溝昨比咩也、天武天皇二年奉圭田行神礼、有神家巫戸等」と記されている。
  17. ^ 谷川健一 編 『日本の神々 -神社と聖地- 12 東北・北海道』 ㈱白水社 1984年6月 より。
  18. ^ a b c d 大正15年(1926年)7月29日付利府村長の丹野市右衛門による「由緒に関する意見書」より。
  19. ^ 明治8年(1875年)の『神社明細帳書出控』より。
  20. ^ 宮城郡教育会 編 『宮城郡誌』 名著出版 1972年6月 より。
  21. ^ 現在は仙台市宮城野区岩切字稲荷西に鎮座している(googleマップ参照)。現存する鳥居は昭和54年(1979年)11月に建立されたもので、当社の方向は向いていない。
  22. ^ 現地案内看板より。(「九門長者屋敷跡」画像の中央付近に写っている看板。)


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