仮名手本忠臣蔵とは? わかりやすく解説

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かなでほんちゅうしんぐら【仮名手本忠臣蔵】


仮名手本忠臣蔵

読み方:カナデホンチュウシングラ(kanadehonchuushingura)

江戸時代浄瑠璃二世竹田出雲ほか合作


仮名手本忠臣蔵

作者三浦しをん

収載図書仏果得ず
出版社双葉社
刊行年月2007.11


仮名手本忠臣蔵

読み方:カナデホンチュウシングラ(kanadehonchuushingura)

初演 寛延1.12(大坂・嵐座)


仮名手本忠臣蔵

読み方:カナデホンチュウシングラ(kanadehonchuushingura)

分野 浄瑠璃

年代 江戸中期

作者二世竹田出雲〔ほか〕


仮名手本忠臣蔵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/26 00:38 UTC 版)

仮名手本忠臣蔵』(かなでほんちゅうしんぐら)とは、人形浄瑠璃および歌舞伎の演目のひとつ。寛延元年(1748年)8月、大坂竹本座にて初演[1]。全十一段、二代目竹田出雲・三好松洛・並木千柳の合作。通称『忠臣蔵』。赤穂事件を題材とするが、人物や時代背景を室町時代南北朝時代)に仮託した内容となっている。先行作品を含むこの作品以外の赤穂事件を題材とした作品については、忠臣蔵参照。


  1. ^ 『近世邦楽年表 義太夫節之部』(六合館、1927年)106頁[1]など。
  2. ^ 松島(1964) p156
  3. ^ 赤間亮「最初の赤穂義士劇に関する憶説」。なおこれ以前に『東山栄華舞台』という赤穂事件を当て込んだ芝居が江戸で上演されたといわれているが、その真偽については確認されていない。また元禄16年10月に竹本座で上演されたという浄瑠璃『傾城八花形』も、その内容が赤穂事件に関わりがあるといわれるが、実際には赤穂城明け渡しなどをほのめかす記述がわずかにあるばかりで、赤穂事件を題材とした作とはいえない(『浄瑠璃集』(1985)『傾城八花形』解説)。
  4. ^ 師守記』暦応4年3月29日条ほか。『大日本史料』第六編之六参照[2]
  5. ^ 『国史大辞典』第五巻(吉川弘文館、1997年)486頁。
  6. ^ 内山美樹子「仮名手本忠臣蔵の作者」(『国文学 解釈と教材の研究』12月号第31巻15号所収、63-64頁)。
  7. ^ 『偽りの民主主義 GHQ・映画・歌舞伎の戦後秘史』(浜野保樹 角川書店、2008年)122頁。
  8. ^ 『昭和ニュース事典』第8巻(昭和17年/昭和20年 毎日コミュニケーションズ、1994年)本編15頁(「忠臣蔵」などノー、総司令部が指導 昭和20年12月12日朝日新聞)、『偽りの民主主義 GHQ・映画・歌舞伎の戦後秘史』(浜野保樹 角川書店、2008年)84頁。
  9. ^ 史実の吉良氏と高氏の関係に触れた論文としては、谷口雄太「中世における吉良氏と高氏」(初出:『新編西尾市史研究』2号(2016年)/所収:谷口『中世足利氏の血統と権威』 吉川弘文館、2019年)がある。
  10. ^ たとえば、松島(1964) p159



仮名手本忠臣蔵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 17:38 UTC 版)

大忠臣蔵 (1957年の映画)」の記事における「仮名手本忠臣蔵」の解説

後に『仮名手本忠臣蔵』改題されて再公開されたことからもわかるように、歌舞伎の演目映画化した作品で、中心になるのは三段目四段目五段目六段目七段目九段目、十一段目である。さらに原作仮名手本』にはない、大石東下り三島宿での出会い場面南部坂瑤泉院との雪の別れ場面追加された。また『仮名手本』が実名の役を作らなかったのに対して、この作品では実名知られている役はそのままとなっている。例え大星由良之助や塩治判官大石内蔵助浅野内匠頭であり、逆に松の廊下刃傷後に吉良上野介とぶつかる脇坂淡路守原作通り桃井若狭之助、また浅野内匠頭止めにかかるのも原作通り加古川本蔵となっている。なお寺坂吉右衛門原作通りなら寺岡右衛門だが、この映画では寺坂右衛門となっている。大石東下り三島宿での遭遇では立花左近大石名乗りそこへ本物現れる筋立てが多いが、この映画では『仮名手本原作あるように、垣見五郎兵衛語りそこへ垣見五郎兵衛をよく知る立花左近現れるという筋立てとなっている。映画の展開は、おかると早野勘平悲恋主軸にした史実虚構入り混じるものであって『仮名手本忠臣蔵』ベース映画的リアリズムとの調和志向している点がこの映画の特徴といえる

※この「仮名手本忠臣蔵」の解説は、「大忠臣蔵 (1957年の映画)」の解説の一部です。
「仮名手本忠臣蔵」を含む「大忠臣蔵 (1957年の映画)」の記事については、「大忠臣蔵 (1957年の映画)」の概要を参照ください。

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