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仁多郡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/12/26 00:11 UTC 版)
仁多郡(にたぐん)は、島根県の郡である。人口14,388人、面積368.06km²、人口密度39.1人/km²。(2010年11月1日、推計人口)
以下の1町を含む。
- 奥出雲町(おくいずもちょう)
目次 |
由来
『出雲国風土記』では、「豊かな土地」という意味の「仁以多地(にたしきち)」と呼ばれたところから名付けられたと言われている[1]. また、「にた」の「丹(に)」がこの地方特有の赤土を意味するとの説もある。
沿革
律令制の施行により制定されたと考えられる。郡家は三處郷にあった。
奈良時代
天平5年(733年)2月30日に成立したとされる『出雲国風土記』には4つの郷の内に12の里があったと記され、以下の郷の記載がある[1]。
- 三處郷
- 現在の奥出雲町上三所、三所、郡、高田、亀嵩、安来市広瀬町西比田辺り。
- 布勢郷
- 現在の奥出雲町八代、佐白、馬馳、雲南市木次町北原辺り。
- 三澤郷
- 現在の奥出雲町鴨倉、三沢、三成、河内、高尾、大谷、上阿井、下阿井、大馬木、小馬木、雲南市木次町湯村、平田辺り。
- 横田郷
- 現在の奥出雲町横田、大呂、中村、竹崎、稲原、下横田、八川辺り。
町村制以降
- 1889年(明治22年)4月1日 町村制施行(10村)
- 三成村・布勢村・亀嵩村・阿井村・三沢村(仁多町 -> 奥出雲町)
- 横田村・鳥上村・八川村・馬木村(横田町 -> 奥出雲町)
- 温泉村(木次町 -> 雲南市)
- 1941年(昭和16年)7月1日(2町8村)
- 三成村が町制施行して三成町となった。
- 横田村が町制施行して横田町となった。
- 1955年(昭和30年)
- 3月3日 温泉村が大原郡木次町他と合併して大原郡雲南木次町となった(2町7村)。
- 4月15日 三成町・布勢村・亀嵩村・阿井村・三沢村が合併して仁多町となった(2町3村)。
- 1957年(昭和32年)9月20日 横田町・鳥上村・八川村・馬木村が合併して斐上町となった(2町)。
- 1958年(昭和33年)11月1日 斐上町が改称して横田町となった。
- 2005年(平成17年)3月31日、仁多町(にたちょう)と横田町(よこたちょう)が合併し奥出雲町となった(1町)。
| 明治22年4月1日 | 明治22年 - 昭和20年 | 昭和21年 - 昭和64年 | 平成1年 - 現在 | 現在 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 三成村 | 昭和16年7月1日 町制 |
昭和30年4月15日 仁多町 |
仁多町 | 平成17年3月31日 奥出雲町 |
奥出雲町 |
| 布勢村 | 布勢村 | ||||
| 亀嵩村 | 亀嵩村 | ||||
| 阿井村 | 阿井村 | ||||
| 三沢村 | 三沢村 | ||||
| 横田村 | 昭和16年7月1日 町制 |
昭和32年9月20日 斐上町 |
昭和33年11月1日 改称 横田町 |
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| 鳥上村 | 鳥上村 | ||||
| 八川村 | 八川村 | ||||
| 馬木村 | 馬木村 | ||||
| 温泉村 | 温泉村 | 昭和30年3月3日 大原郡 雲南木次町の一部 |
昭和32年5月3日 改称 木次町 |
平成16年11月1日 雲南市の一部 |
雲南市 |
参考文献
- 沖森卓也、佐藤信、矢嶋泉 編著『出雲国風土記』 2005年 山川出版社 ISBN 978-4-634-59390-9
- 関和彦『『出雲国風土記』註論』 2006年 明石書店 ISBN 4-7503-2376-4
注釈
- ^ 比定地名は2009年現在のもの。郷域の比定は関(2006)を参考にした。
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