映画情報 |
人間の証明 Proof of the Man
| 原題: | |
| 製作国: | 日本 |
| 製作年: | 1977 |
| 配給: | 東映 |
| スタッフ | |
| 監督: | 佐藤純彌 サトウジュンヤ |
| 製作: | 角川春樹 カドカワハルキ |
| 吉田達 ヨシダトオル | |
| サイモン・ツェー | |
| アソシエイト・プロデューサー: | Milton Moshlak |
| 原作: | 森村誠一 モリムラセイイチ |
| 脚本: | 松山善三 マツヤマゼンゾウ |
| 撮影: | 姫田真佐久 ヒメダシンサク |
| Sol Negrin | |
| 音楽: | 大野雄二 オオノユウジ |
| 美術: | 中村修一郎 ナカムラシュウイチロウ |
| Dave Moon | |
| 編集: | 鍋島惇 ナベシマジュン |
| 衣装(デザイン): | 春日潤子 カスガジュンコ |
| George Newman | |
| 録音: | 紅谷愃一 ベニタニケンイチ |
| スクリプター: | 鈴木清司 スズキセイジ |
| Max Kleren | |
| Mike Trommer | |
| スチール: | 加藤光男 カトウミツオ |
| 助監督: | 葛井克亮 クズイカツスケ |
| Alex Hapsas | |
| 照明: | 熊谷秀夫 クマガイヒデオ |
| 制作補: | 武田英治 |
| キャスト(役名) |
| 三船敏郎 ミフネトシロウ (郡陽平) |
| 岡田茉莉子 オカダマリコ (八杉恭子) |
| 岩城滉一 イワキコウイチ (郡恭平) |
| 高沢順子 タカザワジュンコ (朝枝路子) |
| 松田優作 マツダユウサク (棟居刑事) |
| 鶴田浩二 ツルタコウジ (那須警部) |
| ハナ肇 ハナハジメ (横渡刑事) |
| 鈴木瑞穂 スズキミズホ (山路部長刑事) |
| 地井武男 チイタケオ (草場刑事) |
| 和田浩治 ワダコウジ (河西刑事) |
| 峰岸徹 ミネギシトオル (下田刑事) |
| 夏八木勲 ナツヤギイサオ (新見隆) |
| 長門裕之 ナガトヒロユキ (小山田武夫) |
| 范文雀 ハンブンジャク (なおみ) |
| ジャネット八田 ジャネットハッタ (三島雪子) |
| 坂口良子 サカグチリョウコ (澄子) |
| 田村順子 タムラジュンコ (クラブ順のママ) |
| 伴淳三郎 バンジュンザブロウ (霧積温泉主人) |
| 竹下景子 タケシタケイコ (中山静枝) |
| 北林谷栄 キタバヤシタニエ (八尾の老女) |
| 西川峰子 ニシカワミネコ (八尾の娘) |
| 大滝秀治 オオタキヒデジ (おでん屋の客A) |
| 佐藤蛾次郎 サトウガジロウ (おでん屋の客B) |
| 室田日出男 ムロタヒデオ (横川の警官) |
| 深作欣二 フカサクキンジ (渋江警部補二) |
| 森村誠一 モリムラセイイチ (チーフ・フロント・マネージャー) |
| 鈴木ヒロミツ スズキヒロミツ (喫茶店・ボーイ) |
| シェリー (ウェイトレス) |
| 今野雄二 コンノユウジ (ブティック店主) |
| 小川宏 オガワヒロシ (小川宏) |
| E・H・エリック (司会者) |
| George Kennedy ジョージ・ケネディ (Ken Shuftan) |
| Broderick Crawford ブローデリック・クロウフォード (O'brien Detective) |
| Rick Jason リック・ジェイソン (Lionel Adams) |
| Robert Earl Jones ロバート・アール・ジョーンズ (Wilshire Heyward) |
| Theresa Merritt テレサ・メリット (Mario) |
| 解説 |
| 「犬神家の一族」に次ぐ角川春樹事務所製作第二弾。舞台を日本とアメリカに据え、戦後三十年という歳月の流れをつつむさまざまな人間の生きざまを描く。脚本は一般公募で選ばれた「ふたりのイーダ」の松山善三、監督は「新幹線大爆破」の佐藤純彌、撮影は「悶絶!! どんでん返し」の姫田真佐久がそれぞれ担当。 |
| ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください |
| 東洋的な風貌を頬に刻んだひとりの黒人青年が、ニューヨーク・バンクで六千ドルの大金を白人紳士から受け取り、みすぼらしいスラムをあとに、一路東京へと飛び発った。キスミーに行くという言葉を残して。東京ロイヤル・ホテルの四十二階で、人気絶頂の女流デザイナー八杉恭子のファッション・ショーが始まって間もないころ、エレベーターの中で、黒人が胸にナイフを突き刺し、西条八十詩集を抱いたままその場に倒れて死んでいた。男の名は、ジョニー・ヘイワード。麹町署に捜査本部を置き、警視庁の那須班の刑事たちは、エレベーター・ガールの証言から、ジョニーが死にぎわに口走った“ストウハ”という言葉を最初の手がかりとして、捜査を開始した。棟居刑事とベテラン刑事横渡らは、現場近くの潜水公園を検証し、そこで古い麦わら帽子を発見した。ストウハ、それはストロウ・ハット(麦わら帽子)のことなのか?−−その夜、別の場所で車による轢殺事件が起きた。東洋技研の新見部長に、家の近くまで送られてきたホステスのなおみが車から降りて間もなく、別の方向から走ってきた車にはね飛ばされた。運転していた郡恭平は、女友達の路子と共に、なおみの死体を車に担ぎこみ、山林に埋めた。一方、なおみのことが気にかかり、彼女と別れた場所に戻った新見は、そこで血のにじんだ時計を見つける。それは息子の恭平に、八杉恭子が買い与えた物だった。ニューヨーク市誓の刑事ケン・シュフタンは、日本からの依頼で、ジョニーの身元捜査のため、彼のアパートを訪ね、そこでパーク・アベニューに住む、ライオネル・アダムスの名を記したメモを見つけた。アダムスの話によると、数カ月前、彼の車にぶつかってきたウィルシャー・ヘイワードという名の黒人に六千ドルを要求され、彼の息子のジョニーに支払ったという。一方、失踪した愛人のなおみを追っていた新見は、時計の持主が郡恭平であることをつきとめた。新見から依頼を受けた棟居と横渡が、郡家を訪れると、すでに恭平はニューヨークへ発ったあとである。恭平が事故を起こした事を知った恭子が、彼を国外へ逃がしたのであった。郡家からの帰途、おでん屋に立ち寄った棟居と横渡は、酔い痴れた客が、西条八十の詩の中の“霧積”と言葉を口ずさむのを耳にする。ジョニーが言った“キスミー”それは、もしかすると、この霧積のことではないのか? 早速その霧積へ飛んだ棟居と横渡は、この地に古くから住む中山たねという老婆が、昔、霧積にやって来た黒人の親子連れを見かけたことがあるという話を聞きこみ、そのたねのもとへ駈けつけたが、たねはその直前に殺されていた。棟居らは、たねのいとこよしのから、たねが終戦直後、横須賀でバーを開いていたこと、そしてその店で意外な女性が働いていたことを知った。中山たねが、昔見かけた黒人の親子連れというのは、この女と、ウィルシャー・ヘイワード、そしてジョニーのことではないだろうか。ウィルシャーが、わが身を犠牲にしてまで、息子を日本へ旅立たせた訳は、ジョニーを母に会わせるためだったのではないだろうか? そして、日本へやって来たジョニーと、この母との間に何かが起きた−−棟居はいっきにニューヨークに飛び、25分署のケン・シュフタンとコンビを組んで、ジョニーの父親ウィルシャー・ヘイワードの捜査を開始したが、意外にも日本とアメリカの二人の刑事は、宿命的な絆によって結ばれていたのだ。戦後30年、さまざまな生き方をしてきた人々が、見えない一本の糸にからまれるように、深く関り合う。東京とニューヨークを結ぶこの捜査がすすむにつれ、事態の展開は、息をのむような新しい事実をほりおこし、また意外な事件を生んでゆく。 |
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