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人情紙風船

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/10/10 06:11 UTC 版)

人情紙風船
監督 山中貞雄
脚本 三村伸太郎
原作 河竹黙阿弥
製作 P.C.L.映画製作所
製作総指揮 武山政信
出演者 河原崎長十郎
音楽 太田忠
編集 岩下広一
配給 日本の旗 東宝映画
公開 日本の旗 1937年8月25日
上映時間 86分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本の旗 日本語
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人情紙風船』(にんじょうかみふうせん)は、1937年(昭和12年)に公開された山中貞雄監督の日本映画である。1937年キネマ旬報ベストテン第七位。日中戦争で戦場死した山中貞雄監督の遺作である。

目次

略歴・概要

同監督の『河内山宗俊』と同様に、河竹黙阿弥作の歌舞伎狂言を原作とし前進座の俳優を起用し、河原崎長十郎中村翫右衛門が主演となっている。また後の加東大介が市川莚司という芸名で出演している。1937年(昭和12年)8月25日、封切り当日に山中に召集令状が届き、平安神宮で壮行会が行われ神戸港から中国に出征した。

本作は、数少ないプリントの現存する山中作品である。

スタッフ

キャスト

ストーリー


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


江戸貧乏長屋浪人の首吊りが発生、役人が調べに来る。長屋の住人である髪結いの新三は、長屋の連中で浪人の為にお通夜をしてやろうと言い、大家を説き伏せてをせしめる。お通夜が行われるが、長屋の連中はがただで飲めると喜び陽気な馬鹿騒ぎを行う。

同じ長屋にいる浪人の海野又十郎は、父の知人の毛利三左衛門に仕官の口を頼みに行くが、邪険に扱われ相手にしてもらえない。その毛利三左衛門は質屋である白子屋の店主の愛娘お駒をさる高家の武士の嫁にしようと画策している。しかし当のお駒は番頭の忠七とできている。

新三は自分で賭場を開いていたが、ヤクザの大親分弥太五郎源七の怒りを買い散々な目にあってしまう。そのせいで金に困り、髪結いの道具を白子屋に持ち込むが相手にしてもらえない。

海野又十郎は、懲りずに何度も毛利三左衛門に会いに行くが、ある日どしゃぶりの雨の夜に「もう来るな」と言われてしまう。同じ日の夜、忠七が店へ傘を取りに戻っているのを待っているお駒を見かけた新三は、彼女を自分の長屋に連れて帰ってしまう。白子屋の用心棒をしている弥太五郎源七を困らせる為だ。

誘拐を知った白子屋、嫁入り前の大事な時だと源七らを使って、長屋にお駒を引き取りにくるが、新三は源七らを追い返してしまう。その後、大家の計らいで、お駒は無事に白子屋へ帰され、大家と新七は50両の大金を得、その夜、その金で宴会をする。

誘拐の片棒を担いだ又十郎も分け前の金を貰って宴会に行くが、真面目だと思われていた又十郎の行為に長屋の女房たちは良い顔をしない。それを知った妻のおたきがとった行動とは。


以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


テレビドラマ

戦後、テレビドラマにて4度リメイクされている。




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