人形振りとは? わかりやすく解説

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にんぎょう‐ぶり〔ニンギヤウ‐〕【人形振り】

読み方:にんぎょうぶり

歌舞伎演出で、義太夫狂言一部役者人形芝居人形動きをまねて演技するもの。「神霊矢口渡」のお舟、「日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)」の清姫などに用いる。


人形振り

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/24 23:15 UTC 版)

八百屋お七」の記事における「人形振り」の解説

歌舞伎の「火の見櫓の段」(一幕物では『櫓のお七』)において、前半お七下女お杉場面では、お七演じている役者普通に人間として演じている。しかし、お杉主人呼ばれお七一人になるところから、黒衣二人もしくは三人出てきて役者後ろ付きお七演ずる役者人形のような動き演じ踊るようになる。これを人形振りという。黒衣人形動かしているかのように振舞う。お七役の役者人間ありながらあたかも操られている人形のように手や首を動かす。これは様式美追求し追い詰められお七の姿を表しているのである文楽取り入れたものだが、追い詰められお七の心を描くには、人形誇張動き適しているからだと言われている。

※この「人形振り」の解説は、「八百屋お七」の解説の一部です。
「人形振り」を含む「八百屋お七」の記事については、「八百屋お七」の概要を参照ください。

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