京阪260型電車
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京阪260型電車[注釈 1]（けいはん260がたでんしゃ）は、かつて京阪電気鉄道が所有していた電車（路面電車車両）の1形式。京都府・滋賀県に路線網を有する大津線系統（京津線、石山坂本線）で使用された[1][10][11]。
注釈
- ^ 最初の車両が製造された1957年当時、京阪電気鉄道は車両形式に「型」という漢字を用いていた。その後1986年に「形」へと変更したため、以降の形式表記は260形となった[9]。
- ^ 急行については1981年4月のダイヤ改正で廃止された[12]。
- ^ デッカー製の電動機は「DK-9C」、東洋電機製造製の電動機は「TDK-9C」形と形式が分かれていた。そのうちTDK-9Cは東洋電機製造が初めて製造した電車用の電動機であった。
- ^ その後、2012年9月26日に大津線開通100周年記念事業の一環として、600形（603 + 604）の塗装が特急色に変更され、2016年まで運行した[27][28]。
- ^ 500型と異なり600形は書類上新造車両として登録された。
- ^ 編成の内訳は京津三条駅方面から「261 + 262」「263 + 264」「265 + 266」「267 + 280」であった。
出典
- ^ a b c d e f 東京工業大学鉄道研究部 1978, p. 296-297.
- ^ 飯島巌, 青野邦明 & 諸河久 1986, p. 84-88.
- ^ 飯島巌, 青野邦明 & 諸河久 1986, p. 134.
- ^ a b 飯島巌, 青野邦明 & 諸河久 1986, p. 136.
- ^ 飯島巌, 青野邦明 & 諸河久 1986, p. 164-165.
- ^ 寺田裕一 2003, p. 61.
- ^ 寺田裕一 2003, p. 150-151.
- ^ 清水祥史 2017, p. 186.
- ^ 清水祥史 2017, p. 3.
- ^ a b c d e f 寺田祐一 2003, p. 61.
- ^ a b c d 寺田祐一 2003, p. 150-151.
- ^ 飯島巌, 青野邦明 & 諸河久 1986, p. 145.
- ^ a b c d e f 飯島巌, 青野邦明 & 諸河久 1986, p. 84.
- ^ 飯島巌, 青野邦明 & 諸河久 1986, p. 8.
- ^ a b c d e f 飯島巌, 青野邦明 & 諸河久 1986, p. 85.
- ^ a b 東京工業大学鉄道研究部 1978, p. 107.
- ^ a b 飯島巌, 青野邦明 & 諸河久 1986, p. 84-85.
- ^ 東京工業大学鉄道研究部 1978, p. 109.
- ^ 奥田行男, 野村薫 & 諸河久 1981, p. 81.
- ^ a b c d 飯島巌, 青野邦明 & 諸河久 1986, p. 88.
- ^ 奥田行男, 野村薫 & 諸河久 1981, p. 107.
- ^ a b 飯島巌, 青野邦明 & 諸河久 1986, p. 138.
- ^ “第6回: 石山坂本線 700形電車(2)”. keihan-o2.com. 京阪電気鉄道. 2008年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年12月14日閲覧。
- ^ a b 奥田行男, 野村薫 & 諸河久 1981, p. 110.
- ^ 奥田行男, 野村薫 & 諸河久 1981, p. 77.
- ^ a b “第7回: 石山坂本線 700形電車(3)”. keihan-o2.com. 京阪電気鉄道. 2008年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年12月14日閲覧。
- ^ “京阪電車 大津線開業100周年記念 石山坂本線で「京阪本線特急色600形車両」を運行します！ ～10月27日（土）には、臨時列車の運転や撮影会を実施！～”. 京阪電気鉄道 (2012年9月18日). 2019年12月14日閲覧。
- ^ “京阪「600形車両ラストランイベント」開催”. 鉄道ファン. 交友社 (2016年2月25日). 2019年12月14日閲覧。
- ^ “「大阪、京都、びわ湖を結ぶ京阪電車」のブランドイメージを統一 大津線車両のカラーデザインを変更します”. 京阪電気鉄道 (2017年3月13日). 2019年12月14日閲覧。
- ^ 清水祥史 2017, p. 184.
- ^ “第8回: 石山坂本線 700形電車(4)”. keihan-o2.com. 京阪電気鉄道. 2008年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年12月14日閲覧。
- ^ a b “第4回: 石山坂本線 600形電車(4)”. keihan-o2.com. 京阪電気鉄道. 2008年3月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年12月14日閲覧。
- ^ “京阪電気鉄道(株)『街をつなぐ、心をむすぶ : 開業90周年記念』(2000.10)”. 渋沢社史データベース. 2019年12月14日閲覧。
- ^ 500形に改造された車両は、700形に車体を供出した。
- ^ ジェー・アール・アール編『私鉄車両編成表2023』交通新聞社、2023年、145頁。
- ^ 飯島巌, 青野邦明 & 諸河久 1986, p. 171.
- ^ 飯島巌, 青野邦明 & 諸河久 1986, p. 173.
[続きの解説]
「京阪260型電車」の続きの解説一覧
- 1 京阪260型電車とは
- 2 京阪260型電車の概要
- 3 廃車
- 4 参考資料
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