五色不動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/11/19 01:42 UTC 版)
五色不動（ごしきふどう）は、五行思想の五色（白・黒・赤・青・黄）の色にまつわる名称や伝説を持つ不動尊を指し示す総称。東京（江戸）のもののほかにも、厳密には四神や五色に関連する同様の伝説は各所に存在し、それが不動尊と関連付けられたものを五色不動と称されることがある。なお、本項では主として東京の五色不動について解説する。
- ^ a b c 松永英明. “まぼろしの五色不動”. 2020年7月29日閲覧。
- ^ 『広辞苑』などでは「三不動」として2種類の意味が記載されており、本項では特に目白不動・目黒不動・目赤不動について三不動と総称する。黄不動・青不動・赤不動については不動明王#三不動を参照。
- ^ a b c 便宜上、江戸時代の話についても三不動の総称を用いることがあるが、この総称が確認できるのは明治以降である。
- ^ あくまで遠く伝え聞いた噂話であることから、赤坂（赤坂不動がある）や青山と混同した可能性も否定できないが、夏山雑談に記述のある京都の岩倉からの類推ではないかという指摘が『まぼろしの五色不動』にある。
- ^ ただし細かい事を言えば現在の目青不動近辺には目青通りが存在する。
- ^ 不動坂が転じて動坂になったとされるが、堂坂とも書かれる。また駒込動坂町は昭和41年までの旧町名である。
- ^ 五大山 不動院の縁起（ウェブアーカイブ）
- ^ 小田急沿線 自然ふれあい歩道 お散歩ガイド
- ^ 2009年9月26日放送の『日立 世界・ふしぎ発見!』[1]では、青蓮院の青不動を中心とした京都の「五色不動」について言及された。
- ^ 天台宗 青蓮院門跡 青不動ご開帳
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