五島美術館とは? わかりやすく解説

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ごとう‐びじゅつかん〔ゴタウビジユツクワン〕【五島美術館】

読み方:ごとうびじゅつかん

東京都世田谷区にある美術館五島慶太収集品中心として昭和35年1960開館古写経書跡工芸品などのほか、国宝源氏物語絵巻」「紫式部日記絵巻」を所蔵する


五島美術館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/28 10:42 UTC 版)

五島美術館(ごとうびじゅつかん)は、東京都世田谷区上野毛(かみのげ)にある美術館。1960年昭和35年)4月18日に開館し[1]、所蔵品は日本東洋の古美術を中心に国宝5件、重要文化財50件を含む約5000件にのぼる。運営主体は公益財団法人五島美術館で、同法人は五島美術館および大東急記念文庫の運営を行っている。


注釈

  1. ^ 石井光次郎大隈信幸北野隆興などは昇の義兄弟にあたる。
  2. ^ 資料閲覧は大学教授等、学術研究を目的にし、なおかつ事前申請のうえで館長が許可した者に限定。
  3. ^ 駿牛図の断簡は藤田美術館シアトル美術館クリーブランド美術館などに分蔵され、2005年に重要文化財に指定された文化庁保管本を含め、9図の現存が確認されている(文化庁文化財部「新指定の文化財」『月刊文化財』501、第一法規、2005、p.6)
  4. ^ 大東急記念文庫は、かつては五島美術館と別個の財団法人であったが、2011年3月に財団法人五島美術館と財団法人大東急記念文庫が合併して公益財団法人五島美術館となった。
  5. ^ 五島美術館の図録等には本写本を「藤原定家筆」とするが、重要文化財指定時の文化庁の説明では、外題と内題のみが定家自筆である(参照:文化遺産データベース)。五島美術館のサイトにある本品の解説にも外題「公忠朝臣集」と見返しの「きむたゝ」が定家自筆とある(参照:五島美術館サイト)。

出典

  1. ^ a b Setagaya100 2020, p. 61.
  2. ^ 鈴木邦夫「鈍翁コレクションのアルケオロジー」『益田鈍翁の美の世界 鈍翁の眼』(特別展図録)p.155、p.161、五島美術館、1998年(平成10年)。ちなみに当時の値段で3億円だった(「東急外史第四話 五島コレクションの開花―五島美術館、大東急記念文庫設立秘話ー」『とうきゅう』通巻38号、東急広報委員会、1975年10月)
  3. ^ 建物・庭園”. 五島美術館サイト. 2020年8月8日閲覧。
  4. ^ 公益財団法人五島美術館定款
  5. ^ 受賞対象名- 美術館 [五島美術館 改修] - GOOD DESIGN AWARD
  6. ^ 駿牛図巻断簡 - e国宝
  7. ^ 令和元年7月23日文部科学省告示第26号
  8. ^ 「文化審議会答申〜国宝・重要文化財(美術工芸品)の指定及び登録有形文化財(美術工芸品)の登録について〜」(文化庁サイト、2019年3月18日発表)
  9. ^ 平成29年10月27日文部科学省告示第170号による登録。以下の2件も同様。


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