二俣城
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/07/08 07:20 UTC 版)
二俣城（ふたまたじょう）は、遠江国豊田郡二俣（現在の静岡県浜松市天竜区二俣町二俣）にあった日本の城。山城。天竜川と二俣川に挟まれた天嶮に恵まれた中世城郭として名高く、武田信玄・勝頼親子と徳川家康がこの城を巡って激しい攻防を繰り広げた。また、家康の嫡男信康が悲劇の切腹をとげた城としても知られる。城跡は国の史跡に指定されている（指定名称は「二俣城跡及び鳥羽山城跡」）[1][2]。
- ^ 史跡等の指定等について（文化庁報道発表、2017年11月17日）。
- ^ 平成30年2月13日文部科学省告示第23号。
- ^ 以上が旧来、広く流布されてきた説話だったが、近年では信康が切腹に追い込まれた背景には家康や家臣団との対立があったためではないかという説も強くなっている。
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