九州国際観光バスとは?

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九州国際観光バス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2008/12/14 04:23 UTC 版)

九州国際観光バス(きゅうしゅうこくさいかんこうバス)は、かつて熊本県熊本市に本社を置いていた観光バス専業事業者である。九州産業交通(現在の九州産業交通ホールディングス)の子会社であった。

九州国際観光バス(現在は九州産交バス

概要・歴史

  • 1964年10月に九州産業交通の出資により同社の子会社として大阿蘇観光バスに次ぐ第2の観光バス専業事業者として発足。観光バス専業事業者と言っても、一般貸切バスの業務はおこなわず、むしろ県外(大分・長崎)を結ぶ定期観光路線を専業として運営していた。
  • 発足時から1980年代においては路線数も多く、熊本を基点に長崎・大分両県にまたがる路線を10~15コースほど存在していた。また、別府・大分~阿蘇・熊本~島原・長崎といった全国でも珍しい最も長い距離を堪能できるコースもあり、まさに九州横断バスの名の如く3つの県を同時に回れるといったのも大きな特徴である。このため、熊本市を本社とし、長崎・大分・阿蘇にも各営業所を置いていた。因みに熊本~長崎間はフェリーを利用する。
  • なお、定期観光バスではあるが、実質的には上記の区間を結ぶ路線バスとしても機能していたため、途中での乗降も認められていた(同一県内間のみの利用も可)。また、上記の性格上により定期観光バスではありながらバスガイドは添乗しておらず、全てテープ案内によるものであった。ただし、JTBなどが発行する全国の時刻表においては、路線バスいわく特急バスの欄には記載されておらず、定期観光バスの項目において扱われていたため、やはり建前上は定期観光バスと言っても良いであろう。
  • 1990年代においては、バブル崩壊により利用客も減少し、コース数も減少された。1999年に九州産業交通の経営不振による債務超過が発覚し、これによって採算の取れない子会社を閉鎖すると発表。当社もその対象になり、同年12月末を以って各営業所を閉鎖し、会社清算を行った上で解散。設立から35年の歴史に幕が下ろされた。尚、当社が運行していた各コースは九州産交本体(現在の九州産交バス)に継承され、車両も譲渡した上で現在も運行されている。

※路線に関する詳細は九州横断バスの項を参照

備考

  • 以前においては九州商船松島~島原間を結ぶフェリーを利用し、この間はかつて「五橋入口」にもバス停が設けられていたが、1993年に熊本港開港ならびに松島航路廃止により、以降は熊本~島原間フェリーに変更され運行ルートも変更。1998年からは九州産交グループの熊本フェリーが同航路を結ぶ高速フェリー「オーシャンアロー」新設により当社もこれに伴い後者に変更された事により3度の変更がおこなわれている。

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