丹波竜とは? わかりやすく解説

たんば‐りゅう【丹波竜】

読み方:たんばりゅう

タンバティタニス


丹波竜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/27 02:18 UTC 版)

丹波竜(たんばりゅう)は、2006年(平成18年)8月7日に兵庫県丹波市山南町加古川水系篠山川河床の篠山層群において初めて発見された、ティタノサウルス形類と推測される恐竜またはその化石。2014年(平成26年)8月12日、兵庫県立人と自然の博物館は、丹波竜が新属新種と認められたと発表[1]学名は「タンバティタニス・アミキティアエ」となった[2]。発見地の丹波と、ギリシア神話の巨人ティタニス、発見者2人の「友情」を意味するラテン語のアミキティアエを組み合わせたものである[3][4]


  1. ^ “「丹波竜」は新属新種 学名は国内5例目”. MSN産経フォト. (2014年8月12日). オリジナルの2014年8月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140813174638/http://photo.sankei.jp.msn.com/highlight/data/2014/08/12/17dinosaur/ 
  2. ^ Harou Saegusa and Tadahiro Ikeda (2014). “A new titanosauriform sauropod (Dinosauria: Saurischia) from the Lower Cretaceous of Hyogo, Japan” (英語). Zootaxa 3848 (1): 1–66. doi:10.11646/zootaxa.3848.1.1. 
  3. ^ “丹波竜は新種の恐竜だった!! 3種の骨に同形類と異なる特徴 「進化を考えるうえで貴重な発見」”. 産経WEST. (2014年8月12日). http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140812/wlf14081211390010-n1.htm 2014年8月12日閲覧。 
  4. ^ “新種・丹波竜:学名決まる 国内発見で5例目”. 毎日新聞. (2014年8月12日). オリジナルの2014年8月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140812205701/http://mainichi.jp/select/news/20140812k0000e040207000c.html 2014年8月12日閲覧。 
  5. ^ 「丹波に映画館復活を 組事務所を市民集う場に 近兼監督、協力呼びかけ」『産経新聞』2019年1月12日丹波に映画館復活を 組事務所を市民集う場に 近兼監督、協力呼びかけ」『産経新聞』2019年1月12日
  6. ^ 丹波市に『ヱビスシネマ』が開館」サンテレビNEWS、2021年7月30日
  7. ^ 丹波竜化石工房「ちーたんの館」オープン”. たんば恐竜・哺乳類化石等を活かしたまちづくり推進協議会. 2017年8月21日閲覧。


「丹波竜」の続きの解説一覧

丹波竜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 06:13 UTC 版)

山南町」の記事における「丹波竜」の解説

詳細は「丹波竜」を参照 2006年8月7日丹波市在住2人男性によって篠山川において発見され小さな化石一部は、その後兵庫県立人と自然の博物館三枝研究員鑑定により、白亜紀繁栄した竜脚類の一グループ属すティタノサウルス類という恐竜である可能性高まり、丹波竜と名付けられた。ほぼ全身に近い骨格良好な保存状態発掘される可能性高く、この種の系統進化解き明かす上で極めて貴重な資料となると考えられ大きなニュースとして報道された。発掘作業は現在も続けられている。

※この「丹波竜」の解説は、「山南町」の解説の一部です。
「丹波竜」を含む「山南町」の記事については、「山南町」の概要を参照ください。

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