中邨雄二とは? わかりやすく解説

中邨雄二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/01 14:38 UTC 版)

中邨 雄二(なかむら ゆうじ、1961年8月12日 - )は、朝日放送テレビ[注 1](ABCテレビ)所属のアナウンサー。愛称は「なかとん」「雄ちゃん」「雄二さん」「キング」で、2022年3月31日にABCテレビを定年(60歳)で退職した後も、翌4月1日から「シニアアナウンサー」(嘱託契約扱いのアナウンサー)として同局に在籍。


注釈

  1. ^ 旧・朝日放送(朝日放送グループホールディングス)が認定放送持株会社に移行したことに伴って、旧社のテレビ放送事業を朝日放送テレビが承継した2018年4月1日付で、旧社に所属していたアナウンサーは(前日に定年で退職した楠淳生を除いて)全員朝日放送テレビへ自動的に転籍。
  2. ^ 2000年9月24日当日の各紙テレビ欄より
  3. ^ 「お前は○○だ!」「ただの○○だ!」「お前に賢者を名乗る資格はない!」○○の中身は「知ったか」「釣り好きおじさん」「ニセザイル」など
  4. ^ 当日は大会第3日第3試合のテレビ中継で実況を予定していたが、第1試合の雨天ノーゲームに伴って以降に予定されていた試合もすべて中止されたことに伴って、ラジオのレインコート番組『サマースペシャル』午前の部(後輩アナウンサーの岩本計介大野雄一郎の進行による生放送)に飛び入り出演。
  5. ^ 当日は、高校野球(第103回全国高等学校野球選手権大会)3回戦第2試合(松商学園明徳義塾戦)のラジオ中継向けに甲子園球場で実況を担当した後に、京セラドーム大阪への移動を経て、阪神対DeNA戦のナイトゲーム中継に出演。
  6. ^ サイクルヒットの実況は、2019年4月9日の阪神対DeNA戦(甲子園)ラジオ中継で、阪神の梅野隆太郎捕手が達成したシーンを伝えて以来自身2度目。
  7. ^ 朝日放送グループにおける定年退職日は、60歳の誕生日前日や60歳に達した月の末日(中邨の場合は2021年8月31日)ではなく、60歳に達した年度の最終日(中邨の場合は2022年3月31日)。朝日放送テレビのアナウンサーとして初めて定年に達した三代澤康司(1960年4月14日生まれで1984年に旧朝日放送へ入社)を例に取れば、60歳の誕生日(2020年4月14日)から1年近く経った2021年3月31日に定年で退職した後に、翌4月1日から個人事務所所属のフリーアナウンサーとして『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』のパーソナリティを継続している。森本の勤務する毎日放送では、60歳に達した月の末日を正社員としての定年退職日に設定しているため、中邨と同学年(1961年10月4日生まれ)の森本は、中邨より先(同月31日)に定年を迎えた後に、翌11月1日から「シニアスタッフ」(1年更新・最大5年契約の嘱託社員)へ移行した(放送上は「毎日放送アナウンサー」として番組への出演を継続)。
  8. ^ 『サクサク土曜日 中邨雄二です』では、前週の放送(2020年9月12日)で既に出演を告知(参考)。予告映像では顔を伏せられていたが、トレードマークの1つであるピンク色のスーツを身に付けていたことから、中邨であることが容易に推測できるようになっていた。
  9. ^ ABCテレビでの生中継の終了(17:50)時点で当該試合が続いていたため、全試合完全中継を実施しているBS朝日のみで放送。ちなみに、NHK Eテレでタイブレークを中継していたNHKでは、内山俊哉が実況を担当した。
  10. ^ 日曜ナイターは朝日放送テレビとサンテレビの共同制作で放送。水曜ナイターおよび朝日放送テレビに放送権のある予備日復活開催の他曜日の中継も、朝日放送テレビで放送できない場合は、日曜日と同様の体制でサンテレビ・KBS京都での放送とすることがある。
  11. ^ 阪急ブレーブス時代は、関西テレビ・サンテレビ・NHK大阪放送局の寡占に近く、朝日放送(当時)によるテレビ中継は散発的だった。
  12. ^ 対戦相手の地元の系列局の広島ホームテレビも、朝日放送テレビからの映像配信を受けて、解説:前田智徳テレビ朝日・広島ホームテレビ野球解説者)、実況:吉弘翔(広島ホームテレビアナウンサー)による独自の内容に差し替えて放送した。
  13. ^ オリックス戦の裏送りでは対広島東洋カープ戦の中国放送(RCC)向けを担当する機会が多い。文化放送が中継の制作を朝日放送ラジオへ委託していた2021年4月22日(木曜日)のオリックス対西武戦(京セラドーム大阪)では、1970・80年代のパ・リーグで好勝負を何度も繰り広げていた福本豊(朝日放送テレビの野球解説者で元・阪急ブレーブス外野手)・東尾修(文化放送の野球解説者で元・西武投手)を相手に実況を任された(参照)。この中継は「文化放送 SPECIALWEEK」の企画(20日は解説:湯舟敏郎・実況:高橋将市、21日は解説:有田修三・実況:長谷川太と、ABC解説者と文化放送アナウンサーの組み合わせだったが、22日は高橋がリポーターとして残った以外は前述の顔触れに)として裏送りで放送された。この試合ではオリックスが3点のビハインドで迎えた9回裏に走者一・二塁ながら2死まで追い込まれたものの、西武三塁手・佐藤龍世から二塁への送球に対するアウトの判定が、オリックス側のリクエストによるリプレー検証でセーフに覆ったことによって局面が一転。満塁からT-岡田による走者一掃の三塁打で同点へ追い付いた直後(21:27)に中継の終了時間を迎えたため、中邨は文化放送の関係者でないにもかかわらず、「(2021年のパ・リーグ公式戦では9回裏終了の時点で決着が付かなくても試合を打ち切っていた関係で、西武の勝利がT-岡田の三塁打によって消滅したことと、この試合の結末まで伝えられなかったことは)全て私の責任です!」というフレーズで実況を締めくくる羽目になった(試合は中継終了の直後にオリックスが杉本裕太郎の安打でT-岡田が生還したため7対6でサヨナラ勝利)。
  14. ^ 同日のネット局は文化放送と東海ラジオ(両局とも20時台後半はボートレース中継を挿入)のみ。
  15. ^ 『桑原征平粋も甘いも』2017年8月3日放送分エンディングにて、永田が6日放送の日曜スペシャル『モトグラ同窓会〜鈴鹿8耐40周年記念SP 大人のサーキット遊び〜』(同番組には永田、2代目アシスタントの加瀬征弘らが出演)を告知した際に発言。『サクサク土曜日 中邨雄二です』の2021年4月10日放送分に河島の実娘・河島あみるが「没後20年 河島英五展~人生旅的途上~」(4月16日 - 24日に京都文化博物館で開催)のPRを兼ねてゲストで出演した際にも、『モトグラフィック』を2人で回顧していた(英五は『モトグラフィック』終了後の2001年4月16日に48歳で永眠)。
  16. ^ 前夜(2016年5月17日)には、スポーツアナウンサーとして、阪神対中日ドラゴンズ戦(阪神甲子園球場)のABC・CBCラジオ向け中継で実況。当日は、朝日放送でテレビ・ラジオとも同カードを中継した関係で、当番組の本番を終えた後に同球場で横山雄哉石崎剛へのヒーローインタビューを担当した。
  17. ^ 中邨らの前フリに続く「美女チーム」の投稿を小川、「野獣チーム」の投稿を桑原が読み上げ、出来上がったフレーズの面白さを競うというもの。
  18. ^ 翌日からの広島東洋カープ対阪神3連戦(マツダスタジアム)で関西ローカル向けラジオ中継のベンチリポーターを担当することや、パーソナリティの道盛浩奈良市出身の中国放送アナウンサー)がスポーツアナウンサー時代から中邨と親交があることを背景に、スタジオへのゲスト出演が実現(参考)。『サクサク土曜日』でも、同局から提供された放送済み音源のダイジェストを、2017年8月5日放送分の「雄ちゃんのおしゃべり宝箱」で関西ローカル向けに流した。逆に、道盛も2015年3月に、同番組へゲストとして出演したことがある。
  19. ^ 『ぴたっと。』後半戦や『ほり×ナビ』時代の同コーナーより出演機会は少なかった。2017年度は出演がなく、2018年度は2018年11月9日放送分、2019年度は2019年11月1日・2020年1月16日放送分に出演。

出典

  1. ^ ABCアナウンサーページ アナアナ「中邨 雄二 2013.2/7(木)楽しんでくれたかな?」
  2. ^ 『伊藤史隆のラジオノオト』Facebook公式アカウントで2021年1月13日に公開された記事を参照。「トラッキーズ」という名義で出演したのは、伊藤・中邨が朝日放送(当時)へ入社した1985年に、阪神タイガース最初の公式マスコットキャラクターが登場したことに由来する(1987年7月18日に一般公募で「トラッキー」と命名)。
  3. ^ サクサク土曜日 中邨雄二です『番組のサクサクウラ話 2015年6月13日』 など
  4. ^ 『サクサク土曜日 中邨雄二です』twitter公式アカウントから『相席食堂』の放送中に発信されたツイート や、『サクサク土曜日』Facebook公式アカウントから2020年9月19日の本番終了後に配信された記事 を参照
  5. ^ 62歳の誕生日前日(2023年8月11日)『サクサク土曜日』のX(twitter)公式アカウントから発信された報告ポスト(ツイート)を参照
  6. ^ a b (実況アナの番外リポート)中邨雄二アナウンサー 一瞬を切り取る表現、これからも (『朝日新聞』関西版夕刊2022年2月3日付記事)
  7. ^ ABC中邨アナまさか自分が」初タイブレーク実況 (『日刊スポーツ2018年8月7日付記事)
  8. ^ 【甲子園】ABC中邨雄二アナが選ぶベスト3試合 5打席連続敬遠超えの1位「スクイズ~っ!」 (『日刊スポーツ2023年8月15日付記事)
  9. ^ エビシーピンク - 江口ともみオフィシャルブログ by Ameba. 2020年1月10日付記事
  10. ^ 『サクサク土曜日 中邨雄二です』Facebook公式アカウントから2020年8月22日の本番終了後に配信された記事 を参照
  11. ^ サクサク土曜日 中邨雄二です『番組のサクサクウラ話 2016年5月18日「代打中邨雄二出陣」』小川恵理子オフィシャルブログ『ニャンファイブと私と。』2016年5月20日更新分「粋甘直前2週分。なんと!あの桑原征平さんが・・・!! 」
  12. ^ “喜楽館アンバサダーにABC芦沢誠、桂紗綾両アナ 伊藤史隆支配人「芦沢さんにも二刀流に」”. サンケイスポーツ. (2024年1月2日). https://www.sanspo.com/article/20240102-3E2G5DMGIJIIZASRNZLH2HZ63E/ 2024年1月2日閲覧。 






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