中山の舞台
名称: | 中山の舞台 |
ふりがな: | なかやまのぶたい |
種別: | 民俗芸能、娯楽、遊戯に用いられるもの |
員数: | 1棟 |
指定年月日: | 1987.03.03(昭和62.03.03) |
所有者: | 亀山八幡宮(土地)、八木靖人ほか(建物) |
所有者住所: | 香川県小豆郡小豆島町 |
管理団体名: | |
備考: | |
解説文: | 小豆島町中山の氏神である春日神社の境内にあるこの舞台は、神社の本殿と相対する位置に北面して建つ。江戸時代後期の建立と考えられており、文政六(一八三二)年の雨乞芝居上演の墨書や、嘉永六、七(一八五三、一八五四)年の墨書がある。 皿回し式回り舞台(木車付き)で、ぶどう棚、太夫座、せり、花道、二重台等の舞台機構を備えており、客席はゆるやかな階段状をなした平座【ひらざ】(露天の桟敷)と一棟の定桟敷からなる。 また、この地域には、江戸時代以来の「ところ芝居」(地芝居)が伝承され、小衣裳・かつら・大道具・小道具・根本(天保・嘉永・慶応)・浄瑠璃本(宝暦・文化)類といった江戸時代以来の関係資料も多数保存されている。 中山の舞台は、農村における歌舞伎舞台の典型的なものの例として重要なものである。 舞台の規模・構造・形式は寄棟造り、茅葺、庇本瓦葺、間口一二・二四メートル、奥行一〇・一五メートルとなっている。 |
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