中原兼遠とは? わかりやすく解説

中原兼遠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/09 00:21 UTC 版)

中原 兼遠(なかはら の かねとお、生年未詳 - 治承5年(1181年)?)は、平安時代末期の武家木曾義仲乳母父。木曾中三(中原氏の三男)を号した。


注釈

  1. ^ 保元物語』、『平家物語』の横田河原の戦い等に登場する。
  2. ^ 小木曽氏の祖とする伝説がある[3]
  3. ^ 太田亮は、金刺氏後裔説と諏訪神党の一流説を挙げている[4]。父の兼経は朝廷で正六位下右馬少允に叙任された後、信濃国佐久郡に移住し牧長を務めたとされる[6]

出典

  1. ^ a b 武居用拙『岐蘇古今沿革志』(明治23年(1890年)P19)
  2. ^ a b c 武居用拙『岐蘇古今沿革志』(明治23年(1890年))
  3. ^ a b c d 小林清三郎『兼遠と義仲』(銀河書房、1991年)
  4. ^ a b 太田 1936, p. 4255.
  5. ^ a b c d e 久保田昌希編『戦国・織豊期と地方史研究』(岩田書院、2020年)
  6. ^ 十市県主今西家保存会「中原兼遠/樋口兼光・今井兼平・巴御前[1]
  7. ^ 長野県立歴史館編『長野県立歴史館研究紀要』16号、(長野県立歴史館、2010年)
  8. ^ 吾妻鏡


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