両性酸化物とは? わかりやすく解説

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りょうせい‐さんかぶつ〔リヤウセイサンクワブツ〕【両性酸化物】

読み方:りょうせいさんかぶつ

塩基に対して酸性、酸に対して塩基性を示す酸化物酸化アルミニウムなど。


両性 (化学)

(両性酸化物 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 02:39 UTC 版)

化学において両性物質(りょうせいぶっしつ、: amphoteric substance)とは、とも塩基とも反応する物質のことである[1]。多くの金属亜鉛スズアルミニウムベリリウムなど)と半金属は両性酸化物を作る。この他、アミノ基カルボキシル基の両方を持つアミノ酸双性イオン参照)、自己イオン化英語版化合物であるも両性物質に含まれる。


  1. ^ IUPAC, Compendium of Chemical Terminology, 2nd ed. (the "Gold Book") (1997). オンライン版:  (2006-) "amphoteric".
  2. ^ CHEMIX School & Lab - Software for Chemistry Learning, by Arne Standnes[リンク切れ] (program download required)


「両性 (化学)」の続きの解説一覧

両性酸化物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/08 04:07 UTC 版)

酸化スズ(IV)」の記事における「両性酸化物」の解説

酸化スズ(IV)溶けず、また錫石も酸やアルカリ溶解しないが、両性酸化物である。 酸化スズ(IV)水和物スズ酸といい、水酸化第二スズ水酸化スズ(IV))ともいう。 スズ酸化物は酸に溶解するハロゲン化水素酸酸化スズ(IV)反応して [ SnI 6 ] 2 − {\displaystyle {\ce {[SnI6]^{2-}}}} などのヘキサハロスズ酸イオンになる。HI何時間も還流させることで反応させたという報告がある。 SnO 2   + 6 HI ⟶ H 2 SnI 6   + 2 H 2 O {\displaystyle {\ce {SnO2\ +6HI->H2SnI6\ +2H2O}}} SnO 2   + 2 H 2 SO 4Sn ( SO 4 ) 2   + 2 H 2 O {\displaystyle {\ce {SnO2\ +2H2SO4->Sn(SO4)2\ +2H2O}}} 酸化スズ(IV)強塩基溶けてNa2SnO3に代表されるスズ酸塩となる。酸化スズ(IV)NaOH固溶体溶かすNa2[Sn(OH)6]2(preparing salt)となり、染料工業用いられる

※この「両性酸化物」の解説は、「酸化スズ(IV)」の解説の一部です。
「両性酸化物」を含む「酸化スズ(IV)」の記事については、「酸化スズ(IV)」の概要を参照ください。

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