不都合な真実とは? わかりやすく解説

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不都合な真実

原題:AN INCONVENIENT TRUTH
製作国:アメリカ
製作年:2006
配給:UIP
スタッフ
監督:Davis Guggenheim デイヴィス・グッゲンハイム
製作:Laurie David 

Lawrence Bender ローレンス・ベンダー

Scott Z. Burns 
製作総指揮:Jeff Skoll 

Davis Guggenheim デイヴィス・グッゲンハイム

Diane Weyermann 

Ricky Strauss リッキー・ストラウス

Jeff Ivers 
ナレーション:Billy West 
字幕:石田泰子 イシダヤスコ
キャスト(役名
Al Gore  (アル・ゴア
解説
アメリカ副大統領アル・ゴアによる環境問題主題としたスライド公演を、彼自身体験政治運動なども交えながら構成したドキュメンタリー監督は「トレーニング・デイ」で製作総指揮務めたデイビス・グッゲンハイム第79回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞、歌曲賞を受賞地球温暖化によって起こる様々な諸問題。その数々問題胸を痛め問題提起するべく立ち上がったアメリカ副大統領アル・ゴア世界各国積極的に行われるゴアスライド公演は、問題対す真摯な姿勢ユーモラスな語り口で、多く共感呼んでいく。公演ゴアは、北極40年間で40縮小したこと、温暖化の影響数百に及ぶ渡り鳥絶滅危機瀕していること、環境破壊による難民増加懸念されることなどを、数多くデータフィルム使いながら聴衆投げかけていく。そこから、目前迫った地球の危機に対しても、その問題直視しない政治家政府批判すると共に私たちひとりひとり環境への取り組み姿勢説く。車の排気ガスを減らす、水力風力代表される自然発電エネルギー積極的に取り入れる、などの基本的なことから、「給湯装置断熱布で覆う」、「地元農産物直売所ファーマーズ・マーケット)を支援する」など、生活に密着した日常生活レベルでの改善努力していく重要性をも訴えかける。さらに、ゴア自身エピソード織り交ぜて語られるゴア環境問題政治家として長年携わるようになったのは、彼の息子6歳のときに交通事故合い生死の境さまよったという経験によるということ自分の声とスライド公演環境問題訴えていくことにしたその決意は、2000年行われたアメリカ大統領選挙敗北が関わっているなど、ゴアという人そのものいかにしてその運動突き進むことにしたのかも作中描かれていく。すべての人類にとっての課題である環境問題を、地球の未来信じるがゆえに、ゴア今日もまた訴え続けていく。
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
本作ドキュメンタリー作品のため、ストーリーは割愛します

不都合な真実

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/06 04:01 UTC 版)

不都合な真実』(ふつごうなしんじつ、原題: An Inconvenient Truth)は、2006年アメリカ合衆国ドキュメンタリー映画アル・ゴアアメリカ合衆国副大統領が主演している。また続編も存在する。


  1. ^ a b An Inconvenient Truth”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2010年6月20日閲覧。
  2. ^ TBSラジオ「ストリーム・コラムの花道(06年6月13日放送分)」、該当部分は9:00~12:27 Archived 2007年1月26日, at the Wayback Machine.
  3. ^ a b Times Online (2007年10月11日). “Al Gore’s inconvenient judgment”. 2008年10月4日閲覧。
  4. ^ フランス通信社 (2009年4月16日). “海面急上昇、100年以内の可能性「非常に高い」 メキシコ研究”. 2009年6月14日閲覧。
  5. ^ Weekend Box Office Results for May 26-28, 2006”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2011年11月29日閲覧。
  6. ^ Weekend Box Office Results for June 2-4, 2006”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2011年11月29日閲覧。
  7. ^ Documentary Movies at the Box Office”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2011年11月29日閲覧。
  8. ^ The 79th Academy Awards (2007) Nominees and Winners”. 映画芸術科学アカデミー. 2011年11月29日閲覧。
  9. ^ Awards for 2006”. ナショナル・ボード・オブ・レビュー. 2011年11月29日閲覧。
  10. ^ Los Angeles Film Critics Association. “32ND ANNUAL”. 2011年11月29日閲覧。
  11. ^ ワシントンD.C.映画批評家協会. “2006 WAFCA Awards”. 2011年11月29日閲覧。
  12. ^ “The BFCA Critics' Choice Awards :: 2007”. 放送映画批評家協会. (2007年1月20日). オリジナルの2013年4月8日時点におけるアーカイブ。. https://www.webcitation.org/6FjDY7eVz?url=http://www.bfca.org/ccawards/2006.php 2011年11月29日閲覧。 
  13. ^ なお、この本では、核燃料サイクルに対して否定的であったり、「原発は二酸化炭素を排出しない」という意見に対して「完全に正しいわけではない」とするなど、原子力発電に対しては消極的である。『私たちの選択』(日本語版)p150-167。


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