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不毛地帯

原題:
製作国:日本
製作年:1976
配給:東宝
スタッフ
監督:山本薩夫 ヤマモトサツオ
製作:佐藤一郎 サトウイチロウ

市川喜一 

宮古とく子 ミヤコトクコ
原作:山崎豊子 ヤマザキトヨコ
脚本:山田信夫 ヤマダノブオ
撮影:黒田清巳 クロダセイキ
音楽:佐藤勝 サトウマサル
美術:間野重雄 カンノシゲオ
編集:鍋島惇 ナベシマジュン
録音:西崎英雄 ニシザキヒデオ
スクリプター:山本耕二 
助監督:後藤俊夫 ゴトウトシオ

松本勲 マツモトイサオ
照明:岡本健一 オカモトケンイチ
キャスト(役名
山形勲 ヤマガタイサオ (大門近畿商事社長
神山繁 コウヤマシゲル (里井専務
仲谷昇 ナカヤノボル (与謝野外国部長)
高城淳一 タカギジュンイチ (松本航空機部長
滝田裕介 タキタユウスケ (山本繊維課長
山口崇 ヤマグチタカシ (兵頭繊維部員
秋本羊介 アキモトヨウスケ (田中繊維部員
岩崎信忠 イワサキノブタダ (井田繊維部員
石浜朗 イシハマアキラ (社長秘書
日下武史 クサカタケシ (小出航空機部員
山本圭 ヤマモトケイ (塙ロスアンゼルス駐在員
原田清人  (糸川ニューヨーク駐在員
北大路欣也 キタオオジキンヤ (海部ニューヨーク駐在員
仲代達矢 ナカダイタツヤ (壱岐正
田宮二郎 タミヤジロウ (鮫島東京商事航空機部長
高杉哲平 タカスギテッペイ (総理大臣
神田隆 カンダタカシ (佐大蔵大臣
杉田俊也  (三島幹事長
大滝秀治 オオタキヒデジ (久松経企庁長官
内田朝雄 ウチダアサオ (山城防衛庁長官
小沢栄太郎 オザワエイタロウ (貝塚官房長
小松方正 コマツホウセイ (芦田二佐
金親保雄  (小泉二佐
辻萬長 ツジカズナガ (木村二佐
加藤嘉 カトウヨシ (原田空幕長
丹波哲郎 タンバテツロウ (川又空将補
アンドリュー・ヒューズ  (ラッキード社ブラウン社長
ビル・ブーン  (ラッキード社・社員
ジャック・ケリー  (グラント社コナーズ社長
井川比佐志 イガワヒサシ (毎朝新聞田原記者
長沢藤夫 ナガサワフジオ (毎朝新聞資料主任
永井智雄 ナガイトモオ (毎朝新聞政治部長)
高橋悦史 タカハシエツシ (警視庁捜査課長
嵯峨善兵 サガゼンペイ (梅津大本営参謀総長
東塚源喜  (山田関東軍司令官
藤岡重慶 フジオカジュウケイ (秦関東軍参謀長
青木義朗 アオキヨシロウ (石原司令官
河崎保 カワサキタモツ (杉浦満州電々公社社員
八千草薫 ヤチグサカオル (壱岐佳子
秋吉久美子 アキヨシクミコ (壱岐直子)
藤村志保 フジムラシホ (川又久代
解説
二次防の主力戦闘機買い付け暗躍する商社とそれらと癒着する政財界の黒い断面を描く。原作山崎豊子同名小説脚本は「雨のアムステルダム」の山田信夫監督は「金環蝕」の山本薩夫撮影は「わが道」の黒田清巳それぞれ担当
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
近畿商事社長大門一三は、元陸軍中佐壱岐正を、嘱託として社に迎え入れた。壱岐の、かつて大本営参謀としての作戦力、組織力を高く評価したからである。総合商社の上位にランクされる近畿商事は、総予算一兆円を越すといわれる二次主力戦闘機選定めぐって自社推すラッキード社のF104東京商事推すグラント社のスーバードラゴンF11五井物産推すコンバー社F106、丸藤商事推すサウズロップS156相手に、血みどろ商戦を展開していた。大門壱岐同行して渡米した。壱岐にとっては目的のない旅のはずだったがスケジュール中に、ラッキード社F104見学が含まれていた。基地ではすでに自衛隊テスト続行しており、その中に防衛部長川又空将補の顔もあった。壱岐渡米は、川又空将補と逢わせるために大門仕組んだものだった壱岐川又は、陸士陸大通じて親友であり、終戦満州関東軍参謀中佐だった川又壱岐一命を救われたこともあった。そのかわり川又は、壱岐戦後11年間の抑留生活を送っている間、壱岐家の家族−−妻の佳子、直子、誠−−の面倒をみてやったのだった川又推測によれば二次防の機種は、ラッキード社のF104グラント社のスーパードラゴンF11に絞られる公算が強いが、最終決定総理副総理大蔵外務、通産の各大臣防衛庁長官などで構成する国防会議にあるため、自衛隊調査団がF104機能をいくら評価しても思うようにはならない。ついに、二次防の主力戦闘機は、近畿商事−−ラッキード社と東京商事−−グラント社の凄絶闘いとなった。すでに東京商事鮫島航空機部長中心になり、政界巨額実弾攻撃仕掛けていた。山城防衛庁長官スーパードラゴン導入了解工作完了した時点防衛庁機種決定案を作成し、国防会議機種決定する方針をとり、それと並行して防衛庁予算人事を握る貝塚官房長川又空将補空将昇格させて、西部航空方面隊追い出す計画だった。こうした難局打開するために壱岐は、久松経企庁長官に的を絞った。壱岐久松は、終戦直前内閣書記官長大本営作戦参謀であった頃からの知己である。久松は、壱岐に、グラント社から巨額な金がすでに総理筋へ流れていることをほのめかした。その金がスイス銀行振り込まれる事を予想した壱岐は、日本換金の際に大蔵省チェックさせ死金にしてしまう作戦をたてた。防衛庁莫大予算折衝最終段階入り久松経企庁長官が、山城防衛庁長官貝塚官房長動き釘付けにしている間に、壱技は、三島幹事長大川政調会長味方引き入れた。数日後グラント社から流れ政治資金が、横浜銀行で、大蔵省機動捜査を受けた。東京商事鮫島航空機部長は、この影の指揮者壱岐直感した。さらに近畿商事グラント社の極秘書類である価格見積書入手すべく、元防衛庁職員だった小出の線から、防衛庁防衛計画班長芦田国雄を買収、スーバードラゴンF11型式仕様書価格見積書入手した。グラント社の三百生産見積書は、一機当り三億四千万円となっていた。その書類川又空将補のものだった貝塚官房長川又空将として西部航空方面隊赴任を命じた。しかし川又は、機種決定前に去ることに反対し、保身出世のために政治家癒着する貝塚を、腐敗する防衛庁元凶決めつけた。そんな時、F104墜落ニュース飛び込んだ。久松経企庁長官事件スクープした毎朝新関記事差し押えた。激怒した田原記者は、記事東都新聞渡し真相報道したが、丁度、巨額実弾用意し、来日していたラッキード社のブラウン社長は、パイロット操縦ミス弁明持参した大統領添書総理手渡した。添書には、ラッキード社が正式決定すれば、山積する日米諸問題考慮することが約束されていた。防衛庁計画班長芦田自衛隊法59条一項「秘密を守る義務違反容疑逮捕され、その自白により小出連行された。久松経企庁長官検察庁工作をする一方芦田逮捕指揮者である貝塚官房長次官昇格させて口封じを企った。警視庁壱岐事件参考人として出頭させ、防衛庁近畿商事−−ラッキード社へ流れ機密書類入手追求し、検察庁近畿商事−−空幕幹部−−国防会議メンバー三者間の贈収賄摘発乗り出した。こうした中で三島幹事長は、近畿商事書類貝塚官房長意向通り提出すれば、ラッキード社F104国防会議で正式決定すると通告してきた。一時は「グラント社内定」から「白紙還元」になり、やがてラッキード社が「浮上−−確定」した。一方川又空将補近畿商事書類流したものと思った貝塚官房長は、川又解任した。その川又が、久し振り壱岐と逢った帰途轢死体となって発見された。事故死か、他殺新聞動き始めた。貝塚官房長は、川又事故死としてあつかい自衛隊葬を行わざるを得なかった。葬儀席上貝塚壱岐怒り爆発した。やがて、壱岐近畿商事辞表提出した。しかし、大門社長は「軍隊同じく厳し商社戦いにも、退職願いは許されん」と壱岐辞表を破り捨てた。


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不毛地帯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/04 08:40 UTC 版)

不毛地帯』(ふもうちたい)は、山崎豊子小説1973年から1978年まで『サンデー毎日』に連載された。

単行本は新潮社から刊行されたが、1976年に前半(4分冊の場合は1 - 2巻、2分冊の場合は上巻にあたる部分)が、1978年には残りの後半部分合わせて全4巻で出版された。1983年11月から12月にかけて、同社から新潮文庫版が刊行された(のち、2009年3月には、5分冊に編成された)。『山崎豊子全集』(新潮社)では12〜15巻に収録している。

主人公の壱岐正元帝国陸軍中佐は、伊藤忠商事の元会長瀬島龍三がモデルと指摘されている。一方の主人公のライバル・東京商事の鮫島辰三は、日商岩井元副社長の海部八郎、壱岐の士官学校時代の後輩にあたる光星物産会長の李錫源は、後に大韓民国国務総理となる金貞烈元帝国陸軍大尉がモデルとされる。

1976年には前半部分が映画化(山本薩夫監督、仲代達矢主演)され、1979年には毎日放送TBS系列で完全版として連続ドラマ化(平幹二朗主演)、2009年10月よりフジテレビ系列で開局50周年記念ドラマとして連続ドラマ化(唐沢寿明主演)された[1]


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  1. ^ 主役級7人「不毛地帯」唐沢主演で豪華連ドラ化 スポーツニッポン 2009年5月15日
  2. ^ 伊藤忠商事がモデル。
  3. ^ a b 東京・大阪地区(日比谷映画劇場梅田スカラ座等)で先行上映。東宝邦画系での全国拡大(一般)公開は8月28日から。


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固有名詞の分類

映画作品 青春カーニバル  ザ・リング  不毛地帯  バウンティ・ハンター  絹擦れの音
日本の映画作品 愛・旅立ち  フラフラ豪傑  不毛地帯  危いことなら銭になる  ファンシィダンス
フジテレビ木曜10時枠の連続ドラマ 親戚たち  外交官 黒田康作  不毛地帯  わがままな女たち  ミセス・シンデレラ
毎日放送のテレビドラマ 鬼龍院花子の生涯  赤西蠣太  古谷一行の金田一耕助シリーズ  不毛地帯  ウルトラマンコスモス
TBS水曜10時枠の連続ドラマ 恋文 〜私たちが愛した男〜  刑事☆イチロー  プリティガール  マイリトルシェフ  不毛地帯
日本の小説 男はつらいよ  ボクのセカイをまもるヒト  不毛地帯  妖世紀水滸伝  コッペとBB団
サンデー毎日の連載小説 国盗り物語  三等重役  額田女王  不毛地帯  白い巨塔


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