上越新幹線脱線事故とは?

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上越新幹線脱線事故

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/14 06:10 UTC 版)

(とき325号 から転送)

事故車両と同系列の200系K編成(東京駅

上越新幹線脱線事故(じょうえつしんかんせんだっせんじこ)は、2004年平成16年)10月23日新潟県中越地震のため、上越新幹線において発生した列車脱線事故のことである。また、日本の新幹線の営業運転中の初めての脱線事故でもある。


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  1. ^ 列車番号325C。200系10両編成、K25編成(延命工事実施済)。東京方から221-1505、226-1043、225-1013、226-1032、225-1004、226-1009、225-482、226-1033、215-31、222-1505の順。
  2. ^ 10両で40本ある車軸のうち22本(10-8号車と5・4号車は1本ないし2本、3-1号車は4本すべて)が脱線、3号車は進行方向左側に、1号車は右側に逸脱した(『巨大地震と高速鉄道』93頁)。
  3. ^ 上り線側の路盤コンクリートには、1号車が停止した地点の約 750 m 手前から車体が擦れた跡があった(『巨大地震と高速鉄道』77頁)。
  4. ^ 『巨大地震と高速鉄道』21頁、268頁。
  5. ^ 上越新幹線脱線事故は、失敗に学んだ“大成功事例”[1]では、『新幹線の脱線事故は開業以来始めてで、マスコミは「新幹線の安全神話の崩壊」という見出しで大々的に報じたが、奇跡的に151人の乗客全員にけがはなかった。その理由は、高架橋が1995年の阪神・淡路大震災の教訓から既に橋脚の補強がなされていたこと、線路が直線部であったこと、および線路上の石などをはね飛ばす「排障器」の一部がレールを挟んでいた「幸運」による』と説明されており、橋脚の補強を被害の軽減の一因として評価している。
  6. ^ 土木学会(第1次)・地盤工学会合同調査団 調査速報の「8. 鉄道関連被害」の項の「8.3 脱線」(PDFファイル)参照。この報告には、『今回の車両(200 系)の場合、ボディマウント構造になっており、脱輪しても車輪とギアケースがレールを挟む形になり、また、床下機器収納箱がレールの上を滑走するような形になるので、レールが大きく損傷しなければ、軌道から大きく外れる可能性は低いとの指摘が車両関係者からなされている』と記されている。
  7. ^ 脱線しなかった7・6号車以外は車体のみをクレーンで吊り上げ、上り線側に用意した予備台車に載せる方法が採られた。当初は脱線の規模が小さい車両はジャッキアップにより復旧する計画だったが、余震の影響で中止された。
  8. ^ 10月27日に撤去作業を開始しようとした際にも余震が発生。作業員が待避姿勢を取り、「揺り返しだ!」「車両から離れろ!」の声が上がる生々しい映像が取材中のテレビ局により流され、撤去作業の開始が延期された。このときのテレビ映像では新幹線の先頭車両がレールから一瞬浮き上がったことが確認できた。
  9. ^ 延命工事を実施した200系車両では初の廃車。
  10. ^ 回送列車では、既に1973年に東海道新幹線鳥飼基地出口合流点で本線を支障する過走・脱線事故が起きて紙一重で衝突を免れている。


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