上級システムアドミニストレータ
資格区分 | 国家資格 |
資格概要&取得方法 | 情報処理技術者のシステムアドミニストレータ(シスアド)は、初級と上級の2つのレベルに分かれています。上級の方が難易度は高く、合格率は初級がおおむね30~40%なのに対し、上級では10%を下回っています。 シスアドは企業内のエンドユーザーの立場から、情報システムを活用して業務の改善や効率化を推進していきます。これを各部門単位で実践していくのが初級シスアドです。一方、上級シスアドは、初級シスアドを指導しつつ、部門単位ではなく企業全体で情報化を図る役割を担っていきます。 有資格者は、情報化推進部門や経営企画部門などで活躍するケースが少なくないようです。そしてスキルを磨き、実績を積んでいけば、情報戦略に深く関わる経営幹部への道が開けるチャンスも開けてくるでしょう。今や企業が競争力を高める上で情報戦略を軽視することはできません。それだけに上級シスアドに対する期待も大きいと言えるでしょう。 |
受験資格 | 制限なし |
受験料 | 5100円(税込み) |
合格率 | 8.4%(2004年秋期) |
試験日程 | 年1回実施。10月第3日曜日に秋期試験 |
試験会場 | 全国主要都市で実施 |
問い合わせ先 | 情報処理技術者試験センター( http://www.jitec.jp/) |
上級システムアドミニストレータ
別名:上級シスアド
【英】Senior Systems Administrator, SD
上級システムアドミニストレータとは、経済産業省が、システムユーザーとしての知識や技能などがある一定レベル以上であることを認定する国家資格の一種である。1996年に登場した。
上級システムアドミニストレータは、初級システムアドミニストレータに対する上位の資格であり、主に、システムユーザー向けの資格であるが、専門的な知識レベルが要求される。例えば、システムを開発する際に、「このようなシステムを作りたい」という要求仕様を開発技術者に伝える立場で、特に情報処理業務全体の中心となる人物が取得している。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が試験を実施しており、試験は年に1回、秋(10月)に行われる。試験の実施内容は、午前が多肢選択方式で100分、午後に記述式90分と論文式120分となっている。
上級システムアドミニストレータ試験
(上級システムアドミニストレータ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/20 00:11 UTC 版)
上級システムアドミニストレータ試験(じょうきゅうしすてむあどみにすとれーたしけん、Senior Systems Administrator Examination、略称上級シスアド、略号SD)は、情報処理技術者試験にあった区分である。 当時の高度情報処理技術者で最高のレベル5の区分の一つであった。
- ^ 情報処理技術者試験 推移表 (PDF) (IT人材育成センター国家資格・試験部)
- 1 上級システムアドミニストレータ試験とは
- 2 上級システムアドミニストレータ試験の概要
- 3 概要
- 4 形式
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上級システムアドミニストレータと同じ種類の言葉
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