三雲南小路遺跡とは? わかりやすく解説

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三雲南小路遺跡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/19 15:23 UTC 版)

座標: 北緯33度32分12.1秒 東経130度14分29.6秒 / 北緯33.536694度 東経130.241556度 / 33.536694; 130.241556


  1. ^ 「史跡一覧」(糸島市サイト)
  2. ^ 地域振興部文化課. “伊都国の王都「三雲・井原遺跡」が国史跡に指定されました。”. 糸島市. 2022年11月19日閲覧。
  3. ^ 糸島地区社会教育振興協議会文化協会 『伊都国遺跡ガイドブック』糸島新聞社、2001年4月30日、52頁。 
  4. ^ 「三雲遺跡 南小路地区編」福岡県文化財調査報告書、第69集 福岡県教育委員会1985
  5. ^ 「自然と遺跡からみた福岡の歴史」福岡市史編集委員会2013
  6. ^ 「柳園古器略考」青柳種信著、「三雲遺跡 南小路地区編」福岡県文化財調査報告書、第69集 福岡県教育委員会1985


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三雲南小路遺跡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 16:08 UTC 版)

伊都国」の記事における「三雲南小路遺跡」の解説

三雲南小路遺跡(国の史跡)は弥生時代中期方形周溝墓で、甕棺墓 2器を持つ『王墓』と云われている。 1号甕棺墓副葬品は、銅剣 1、銅矛 2、銅戈 1、ガラス破片 8個以上、ガラス勾玉 3個、ガラス管60個以上、銅鏡 31面以上、金銅四葉座金具 8個体分などである。この他にも鉄鏃 1、ガラス小玉 1が出土している。鏡の多くは「潔清白」に始まる重圏文または内行花文鏡であり、福岡市博多区聖福寺伝えられている内行花文鏡に合う外縁部が出土している。この鏡の直径は16.4センチメートルである。1号甕棺墓北西近接15センチメートル横)して 2号甕棺墓がある。甕棺内に内行花文鏡日光鏡1面が元の位置のまま発見された。直径6.5センチメートル、「見日之光天大明」(日の光、見(まみ)えれば、天の下大い明らかなり)という銘文青銅鏡。副葬品は、銅鏡22面(星雲文鏡1、内行花文銘帯鏡4、重圏銘帯鏡1、日光鏡16。)以上、ガラス勾玉12個、硬玉勾玉1個、ガラス製垂飾品(大きさは 1センチメートル弱で紺色)が出土している。 銅鏡6.5センチメートル前後のものが多い。1号墓「王」とすれば2号墓は「王妃」に当たるものと推定されている。 1.5メートル上の盛り土墳丘墓であることは、青柳種信が記すところである。平成調査で、「周溝」を持つ事が判明して、「方形周溝墓という事判り、現在その様復元されている。 なお出土品有柄銅剣熱田神宮祀られている天叢雲剣との関係が指摘されている。

※この「三雲南小路遺跡」の解説は、「伊都国」の解説の一部です。
「三雲南小路遺跡」を含む「伊都国」の記事については、「伊都国」の概要を参照ください。

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