三菱自動車のエンジン系列名とは? わかりやすく解説

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三菱自動車のエンジン系列名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/30 13:11 UTC 版)

本項、三菱自動車のエンジン系列名(みつびしじどうしゃの-けいれつめい)では、1958年昭和33年)以降三菱自動車工業(一部は前身企業である三菱日本重工、新三菱重工業、三菱造船および、1964年(昭和39年)に3社合併によって発足した三菱重工業時代のものも含む)および三菱ふそうトラック・バスが製造する三菱車に搭載されているエンジンの系列名称をシリンダー配列および気筒数などによって分類し記述する。


注釈

  1. ^ 例えば京都製作所のKE21は鉄道・トラック向け大型ディーゼルだが、水島製作所のME21は軽自動車用2ストロークエンジンである。また、ME21とME24Eは2ストロークエンジンだが、三菱・レオのME20は4ストローク単気筒OHVといった感じで、系番の順序にも体系だった規則性が余り見られない。
  2. ^ この記名法はエンジンの表記が後述の4桁表記法に移行した後も、変速機の型式番号にて京都をKジヤトコJ、アイシンAW(現・アイシン)をAWとし、アイシンAW(現・アイシン)を除いて2文字目にトランスミッションを表すMを表して3文字目以降に系列番号を連番で割り振る形で1990年代末頃まで残り続けていた。
  3. ^ 3桁表記であることを考慮する場合、1965年(昭和40年)の三菱・コルト800の3G8型直列3気筒2ストロークエンジンが初出となる。
  4. ^ 古ギリシャ語で「星」の意。
  5. ^ これらの惑星名は、かつての三菱重工業製のレシプロ戦闘機のエンジン名称であった「金星」「火星」などのエンジン名にあやかって名付けられたとも言われている。
  6. ^ 三菱製エンジンの傾向としては、最初は小排気量のエンジンが製作され、年代を下るごとに徐々に排気量が増大していく傾向があるため、ある程度までは数字の並び順に排気量が増えていくが、中途で新開発された排気量についてはこれが当てはまらなくなる。
  7. ^ 三菱の商品史のページにて、3G8型として説明されている。1987年に登場した3G8型と関連は不明である。

出典

  1. ^ 「三菱製エンジン」なくして、「中国ブランド車」はありえない!?=中国メディア - サーチナ、2015年1月13日。
  2. ^ 【三菱 アウトランダー 発表】エンジンはほぼ三菱オリジナル - Response.、2005年11月9日
  3. ^ 三菱ジープのエンジン
  4. ^ a b 産業エンジン D3シリーズ - 三菱ふそうトラック・バス株式会社
  5. ^ 供給面などの問題から2015年にJASO M354:2015へと改定され日野N04Cエンジンに切り替わっている。
  6. ^ 三菱ふそう小型トラック キャンターに新開発のLPGエンジン搭載車を追加発売 LPGエンジン車のバリエーションを充実 2002年2月26日、三菱自動車工業
  7. ^ 産業エンジン D1シリーズ - 三菱ふそうトラック・バス株式会社
  8. ^ 産業エンジン D2シリーズ - 三菱ふそうトラック・バス株式会社


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