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三相交流

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/08/05 06:25 UTC 版)

三相交流（さんそうこうりゅう、英語: three-phase electric power）とは、起電力（電圧）の位相を120度（ $2\pi /3$ [rad] ）ずつずらした3組の交流のことである^[1]。多相システムの一種で、現代の電力系統において主流の送電方法である^[2]。回転磁界を容易に作れることから大型の電動機^[3]や他の大型の負荷でも使用される。電動機への応用にはドイツの電機メーカーAEGが最も寄与した^[2]。

脚注

注釈

^ 対応する相電流とは、Δ結線のある一点から線電流が流れ出ているとき、その点に流れ込む相電流のことである。
^ 単相二線式の、1線当たりの送電電力を100%としている。
^ 三相三線式の結線方法はY結線かΔ結線として計算している
^ 送電電力比率は力率を1として計算している

出典

^ “5-2. 三相交流とは（電気の種類）”. 東京電力グループ. 2021年7月4日閲覧。動画の1分01秒から1分08秒に、三相交流の説明がある。
^ ^a ^b ^c 山本充義, 山口貢「三相交流ができるまで」『電気学会誌』第120巻第8-9号、電気学会、2000年、522-525頁、doi:10.1541/ieejjournal.120.522、2022年5月17日閲覧。
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^ 「三相交流とは」『百科事典マイペディア』コトバンク、2010年5月
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^ https://kikakurui.com/c4/C4526-1-2013-01.html