三熊野詣とは? わかりやすく解説

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三熊野詣

作者三島由紀夫

収載図書三島由紀夫短篇全集
出版社新潮社
刊行年月1987.11

収載図書決定版 三島由紀夫全集 20 短編小説
出版社新潮社
刊行年月2002.7

収載図書殉教 改版
出版社新潮社
刊行年月2004.7
シリーズ名新潮文庫

収載図書三島由紀夫
出版社新学社
刊行年月2007.7
シリーズ名新学社近代浪漫派文庫


三熊野詣

読み方:ミクマノモウデ(mikumanomoude)

作者 三島由紀夫

初出 昭和40年

ジャンル 小説


三熊野詣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/17 06:10 UTC 版)

三熊野詣』(みくまのもうで)は、三島由紀夫短編小説。全6章から成る。 歌人国文学博士の老教授と、先生を崇拝する弟子の寡婦熊野詣に旅する物語。亡き初恋の人の名前を象る三つの櫛を熊野三山の内庭に埋める先生に同道しながら、様々な想いが錯綜する静かな女の心理と、彼女を証人にして自らの物語を創造しようとする孤独な人間の姿が、黄泉の国浄土感が一体化された荘厳な熊野の風景を背景に描かれている。民俗学者の折口信夫をモデルにした作品である[1][2][3]


  1. ^ 高橋睦郎「解説」(殉教・文庫 1982, pp. 329–334)
  2. ^ a b c d e 「第五章 文と武の人」(佐藤 2006, pp. 144–205)
  3. ^ a b c 鎌田東二「三熊野詣」(事典 2000, pp. 362+363)
  4. ^ 井上隆史「作品目録――昭和40年」(42巻 2005, pp. 438–440)
  5. ^ 山中剛史「著書目録――目次」(42巻 2005, pp. 540–561)
  6. ^ 久保田裕子「三島由紀夫翻訳書目」(事典 2000, pp. 695–729)
  7. ^ 「あとがき」(『三熊野詣』)(新潮社、1965年7月)。33巻 2003, pp. 472–473に所収
  8. ^ 松本 2005
  9. ^ a b 「第十一回 雅びとエロスと 『孔雀』『春の雪』『朱雀家の滅亡』」(徹 2010, pp. 145–158)
  10. ^ 「日本文学小史――『古事記』と『万葉集』」(群像 1969年8月号)。『日本文学小史』(講談社、1972年11月)。休暇 1982, pp. 236–264、35巻 2003, pp. 538–564に所収


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