三浦義明とは? わかりやすく解説

みうら‐よしあき【三浦義明】

読み方:みうらよしあき

1092〜1180]平安後期武将相模の人。三浦郡豪族で、源頼朝の挙兵呼応して子の義澄らを遣わしたが、自らは平氏側の畠山重忠らに攻められ衣笠城戦死


三浦義明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/01 05:53 UTC 版)

三浦 義明(みうら よしあき)は、平安時代末期の相模国三浦郡衣笠城の武将。三浦荘(現神奈川県横須賀市)の在庁官人桓武平氏平良文を祖とする三浦氏の一族。相模三浦義継の子。子に杉本義宗三浦義澄などがいる。


注釈

  1. ^ 延慶本平家物語の没年から逆算。
  2. ^ 『延慶本 平家物語』によると79または84。

出典

  1. ^ 延慶本平家物語 ひらがな(一部漢字)版[注釈 1]
  2. ^ 貫達人『畠山重忠』吉川弘文館〈人物叢書〉、1987年。 
  3. ^ 清水亮「在家領主としての東国豪族的武士団」『地方史研究』第348号、地方史研究協議会、2010年。 /所収:清水亮 編『畠山重忠』戎光祥出版〈シリーズ・中世関東武士の研究 第七巻〉、2012年。ISBN 978-4-86403-066-3 
  4. ^ 常設展示品キャプション集”. 神奈川県立歴史博物館 (2016年5月). 2022年12月4日閲覧。
  5. ^ 「上野輪王寺宮執当職大覚王院戊辰日記」大久保利謙 編輯『江戸』第6巻、教文舎、1981年。
  6. ^ 藤井徳行 著「明治元年・所謂「東北朝廷」成立に関する一考察」、手塚豊 編『近代日本史の新研究』 第1巻、北樹出版、1981年。 
  7. ^ 三浦大介腹切の松鎌倉タイム


「三浦義明」の続きの解説一覧

三浦義明(義明流)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 10:21 UTC 版)

三浦氏」の記事における「三浦義明(義明流)」の解説

義継の嫡男・三浦義明(1092年-1180年)は義澄とともに1156年保元の乱1160年平治の乱源義朝に従う。平治の乱では義朝が敗れ三浦一族戦線離脱成功し京都から落ち延び帰国するその後、自領で雌伏していたが、大番役行き帰り源頼朝配所訪ねるなど、源氏との繋がり保った。義明は父にならい三浦介号し三浦荘(現神奈川横須賀市)の在庁官人務める。治承4年1180年)、頼朝の挙兵に応じて三浦一族挙兵する。しかし石橋山の戦い頼朝敗戦報せ聞き、義明ら一族引き返し籠城戦、義明は一族安房国逃したあと、衣笠城合戦戦死享年89)。 義明の長男義宗杉本氏称する39歳没す。その息子・義盛は和田氏称した長男義宗没後家督次男の義澄が継いだ三男義久大多和氏称した。 四男の義春は多々良氏称し、その息子・家佐久間氏称した。 五男の義季は長井氏称した。 六男の義行杜氏称した。 十男の義連は佐原氏称したが、宝治合戦本家滅んだ後は、この家系嫡流となったまた、猪苗代氏北田氏、藤倉氏、蘆名氏新宮氏加納氏等、奥州栄えた子孫もいる。

※この「三浦義明(義明流)」の解説は、「三浦氏」の解説の一部です。
「三浦義明(義明流)」を含む「三浦氏」の記事については、「三浦氏」の概要を参照ください。

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