一色氏とは? わかりやすく解説

一色氏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/12 10:17 UTC 版)

一色氏(いっしきし)は、日本氏族武士)。清和源氏義国流で足利氏の一門。足利泰氏の子一色公深は、三河国吉良荘一色(愛知県西尾市一色町)を本貫とし、一色氏を名乗った。


注釈

  1. ^ 一色氏の九州時代の守護としての領国については、佐藤進一の研究によって肥前と筑前に関しては確実視されているが、この他に山口隼正は肥後国日向国を、上村喜代子は更に筑後国を加える説を唱えている。ただし、一色氏の命令文書が鎮西管領(九州探題)の権限に由来するのか、守護の権限に由来するのか不明な文書が多いため、実際に守護に任命されたと断定できず、また実際に守護に任じられていた期間もどの国も短期であったとみられている[1]
  2. ^ 「斎藤」から改姓した理由は父殺しの汚名を避けるためといわれている。
  3. ^ 江戸時代に編纂された『美濃国諸家系譜』の記述であるため創作ではないかとされている。
  4. ^ a b 伊豆国密厳院別当
  5. ^ 薬師寺別当
  6. ^ 山崎法印
  7. ^ 足利義嗣の子。
  8. ^ 詮貞とも。久松定氏の婿養子。
  9. ^ 従兄弟・一色義秀の死後、伯父義直の養子となって、後を継ぐ。
  10. ^ 一色教親の子、義有の養子。
  11. ^ 一色義有の子。
  12. ^ 杉浦直為の子。杉浦直為も義直の養子となり、一色姓に改める。
  13. ^ 一色義幸の子。
  14. ^ 一色氏令の養子。
  15. ^ 丹羽長守の子。
  16. ^ 片桐貞隆の子。
  17. ^ 牧村直昌の養子。
  18. ^ 小栗政甫の養子。
  19. ^ 遠山則信の養子。
  20. ^ 中島正利の養子。

出典

  1. ^ 河村 2016, p. 53.
  2. ^ 河村 2016, p. 509-510.
  3. ^ 河村 2016, p. 353・435・457-459.
  4. ^ 河村 2016, p. 24.
  5. ^ 河村 2016, p. 344-347.
  6. ^ 河村 2016, p. 344-352・513-514.
  7. ^ 河村 2016, p. 363-364・533.
  8. ^ 佐藤博信「室町時代の相模守護」『中世東国の支配構造』思文閣出版、1989年。ISBN 4784205543 
  9. ^ 風間洋「足利持氏専制の周辺」『国史学』第163号、1997年。 /所収:植田真平 編『足利持氏』戒光祥出版〈中世関東武士の研究 第二〇巻〉、2016年。ISBN 978-4-86403-198-1 
  10. ^ 清水敏之「戦国期丹後一色氏の基礎的研究」戦国史研究会 編『戦国史研究』(82)p1-16(戦国史研究会、2021年)
  11. ^ 谷口雄太「足利一門再考 -[足利的秩序]とその崩壊-」『中世足利氏の血統と権威』(吉川弘文社、2019年) ISBN 978-4-642-02958-2 P182-183・200.
  12. ^ 木下聡「元亀年間の斎藤龍興の動向」『戦国史研究』76号、2016年。 


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一色氏

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七頭」の記事における「一色氏」の解説

侍所所司四職一つ清和源氏のうち河内源氏足利一門

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一色氏

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相伴衆」の記事における「一色氏」の解説

丹後伊勢三河守護侍所所司四職家

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