ヴェブレン効果
【英】veblen effects
ヴェブレン効果とは、高価な商品ほど、顕示的消費が増加するという効果のことである。
ヴェブレン効果は、多くの人が所有することのできない高価な商品を所有し、顕示欲を満たして優越感に浸りたいという心理作用に基づいたものである。
ヴェブレン効果は、マーケティング戦略の1つとして用いられる。高価な貴金属やブランド品、車などはヴェブレン効果を狙った商法といえる。
ヴェブレン効果は、アメリカ合衆国の経済学者・社会学者であるソースティン・ヴェブレンの『有閑階級の理論』の中で述べられており、その後、ハーヴェイ・ライベンシュタインの『消費者需要理論におけるバンドワゴン効果、スノッブ効果、及びヴェブレン効果』の中でも取り上げられている。
ヴェブレン財
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