ワルン
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ワルン (インドネシア語:warung,古い綴りではwaroeng) とは、インドネシア[1]やマレーシアの一部で見られる、カジュアルな売店や質素な食堂、喫茶店といった小規模な家族経営のビジネスの一形態である。ワルンは、インドネシアの日常生活にとって欠かすことのできない重要な一部となっている。今日、ワルンという単語は、特に外国人旅行者や居住者、あるいは外国の人びとの間で、特定の質素なインドネシア・レストランないしは日用品や食材を販売する場所を指す言葉に移り変わってきている[2]。観光客に人気のバリ島のリゾート地などでは、その商売にインドネシア的な特徴があることを示すため、ワルンと名乗っている店舗が多数存在する[3]。ワルンは、確かに伝統的には家族経営で商売を営んでおり、家族の成員、とりわけ女性によって切り盛りされている[4]。
- ^ “Warung and Streetfood”. Bali.com. 2015年2月11日閲覧。
- ^ Suharmoko, Aditya (2013年2月17日). “London-based Indonesian ‘warung’ feels like home”. The Jakarta Post 2015年2月11日閲覧。
- ^ “Warung Bumbu Mertua, Offers Delicious Javanese Cuisine to Tourists”. Bali Times. (2013年12月2日) 2015年2月11日閲覧。
- ^ a b Paule, Willow (2014年8月26日). “In Yogyakarta 3 women run 3 very different ‘warung’”. The Jakarta Post 2015年2月11日閲覧。
ワルン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 17:24 UTC 版)
ワルンとは小さな店と言う意味で、庶民の食堂を示す。ワルンの食べ物は値段が安く、衛生面で問題がないとは言えない。バリ島の各地ではナシチャンプルなどを販売するワルンが多い。 ワルントゥガル(Warung Tegal)はトゥガル人が経営する食堂で手頃な値段で料理が食べられ、ジャカルタでよく見かける。食事だけではなく、コーヒーや飲み物を販売する。
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