ワイン羊羹とは? わかりやすく解説

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ワイン羊羹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/12 05:00 UTC 版)

ワイン羊羹(ワインようかん)は、羊羹ワインを加えた和菓子である。

北海道岩手県[1]山梨県岡山県[2]佐賀県[3]宮崎県[4][リンク切れ]など日本全国各地で、銘菓として製造・販売されている。

起源

1971年に山梨県の菊水屋によってぶどう酒入り羊羹の製造法の特許が取得されている(1968年7月5日出願。特許第641388号[5][6][リンク切れ]。ただし、菊水屋では現在も「ワイン羊羹」を販売しているものの、実際に販売が開始されたのがいつであったのかや、「ワイン羊羹」という名称がいつから用いられているのかは明らかでない。

実際に製造・販売された記録としては、1974年に北海道池田町の「おかしの小松[7]」で作られたとされる。

北海道池田町のワイン羊羹

北海道池田町町長の丸谷金保が地域振興策として、十勝ワインで有名なワイン城を建設する時に合わせ、1974年に小松幸雄が町長と協力して開発した。売り上げのピークでは年間20万本の販売実績をあげた。

原料にはワインの香りを出すために白豆の大手亡(おおてぼう)を使用している。風味には十勝ワインのロゼを使用している。

ドリームズ・カム・トゥルーのボーカルの吉田美和は、父親が「おかしの小松」に勤務していた関係で、帰省時に店に顔を出すことがあるという[8]

脚注

  1. ^ エーデルワイン羊羹”. 楽天グループ株式会社. 2023年7月12日閲覧。
  2. ^ 古見屋羊羹 商品のご案内
  3. ^ 水田羊羹本舗 オリジナルのワイン羊羹”. 有限会社水田羊羹本舗. 2023年7月12日閲覧。
  4. ^ 山もも羊羹・柚子羊羹・小豆羊羹・ワイン羊羹 ご指定のページは見つかりませんでした。”. 公益財団法人みやざき観光コンベンション協会. 2023年7月12日閲覧。
  5. ^ 特許電子図書館にて確認。
  6. ^ 特許の小話第254話:ワイン
  7. ^ おかしの小松”. 池田町観光協会. 2023年7月12日閲覧。
  8. ^ おかしの小松「十勝ワイン羊羹」まちマイ池田編 菓子屋探訪 1999年8月11日”. 十勝毎日新聞社 編集局政経部 デジタルメディア室. 2023年7月12日閲覧。




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