ローディングショベル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/05/11 19:15 UTC 版)
ローディングショベルとは、建設機械の一種であり、アームの先にバケット(ショベル)を前向きに取り付けたもののこと。バックホーに比べて地表面より高い部分の採掘を得意とし、バケット容量が大きいが、採掘できる範囲が狭いという欠点を持つ。このことから、住宅街の狭い建設現場ではほとんど使われず、鉱山など広大な現場で活躍する。
- 1 ローディングショベルとは
- 2 ローディングショベルの概要
ローディングショベル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 07:45 UTC 版)
「油圧ショベル」の記事における「ローディングショベル」の解説
直訳すると「積み込みショベル」。主に大規模な鉱山採掘や河川掘進工事等の現場にて機体設置面(地表面)より上方の土砂を掘削して運搬車に積み込む作業で多用されている。作業装置の可動範囲は質量が同程度のバックホーと比べて狭く、高く上昇させたバケットを下方向きに回転して掬い取った土砂を排出することが出来ないため、バケット底部に設けたゲートを開閉して掬い取った土砂を排出する構造が多用されている。機体の大きさの割に作業装置の可動範囲が狭く、機体設置面(地表面)より下方の掘削には適さないので市街地や平野部では、ほとんど用いられない。油圧式では日本国内を含め世界的に機体質量数百トンから千トン程度の機種が多用されている。
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