ロース石とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ロース石の意味・解説 

ロース石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/05 05:25 UTC 版)

「ロース石」の露頭。母島、沖村集落

ロース石(ロースいし)は、小笠原諸島母島でかつて産出されていた石材

概要

江戸時代末期に母島に居住していたドイツ系住民フレデリッキ・ロルフスラルフが発見し、後に移住してきた日本人に利用方法を伝えたことから、ロース石の名がついた。凝灰岩質で、耐火性に優れ加工がしやすいことから建材のほかかまど七輪石臼、流し台などに加工されて用いられてきた[1]

保存

かつて島の特産品であった砂糖の収容庫や郵便局農協などに用いられてきた建物がロース記念館として保存されている。また、船客待合室の壁には再利用したロース石が張られている。

出典

  1. ^ ロース石関係資料”. 東京都文化財情報データベース. 東京都. 2015年12月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年12月25日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ロース石」の関連用語

ロース石のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ロース石のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのロース石 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS